日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

状況(情況)証拠とは?

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 こんにちは三日振りの再会でございます

 皆さんは、三連休はいかかがお過ごしでしたか

 ボクは、11月3日の文化の日に府中刑務所の文化祭に行って参りました

 その模様は、別の機会にじっくりとお伝えしたいと思います


 さて、前回は非常に込み入った所で終わりましたが、今回も専門的なお話になるかと思うので、通勤中の時間潰しに是非ともご活用下さい(笑)

 
 『状況証拠』


 と言う言葉、きっと耳にした経験はあるのではないでしょうか

 今日は、この状況証拠について簡単に、身近な例に例えてお話ししたいと思います

  
 何故、ボクが状況証拠についてお話しするのかと言うと、ご存知の方も多いかと思いますが、〝佳苗ちゃん〟の一審判決はこの状況証拠の積み上げによって有罪とされたからです。

 ですから、この状況証拠の意味をなんとなくでもご理解頂ければ、より〝佳苗ちゃん〟事件を深く知る事が出来るし、更に〝佳苗ちゃん〟一審判決の問題点も分かると思うので、お話ししようと思った次第です…

 そうする事で、〝裁判〟と言う物をもっと身近に感じれるのではないかと思うのです。


 では、〝状況証拠〟とは何かと言うと、

 間接事実(主要事実を推認させる事実)を証明する証拠を、間接証拠(情況証拠・状況証拠)という。例えば、刑事訴訟において、被告人を犯行時刻前後に犯行現場付近で目撃したという証言や、動機の存在を示す証拠は、その証拠それ自体が直接要証事実を物語っているわけではないが、「被告人は犯行時刻前後に犯行現場付近にいた」、「被告人には動機があった」といった間接事実から、被告人がその犯行を行ったという要証事実を推認する根拠となるから、間接証拠となる。間接証拠は状況証拠とも呼ばれるが、状況証拠という語は間接事実を指す語として使われる場合もあるなど、多義的に用いられるため注意を要する。(参考文献 ウィキペデイア)

 と、言う意味です。

 さて、分かりましたか(笑)

 要するに、〝これ怪しくねぇ〟と言う証拠で、その証拠のみで犯罪事実を証明している訳ではない、と言う意味です


 身近な例でお話ししましょう

 きっと、皆さんに非常に分かり易い〝男女問題〟、その中でも〝浮気問題〟を例に採ってみましょう

 
 ここに、旦那の浮気を疑っている妻のA子さんが居ます。

 ある日、旦那の行動に疑いを持ったA子さんは、旦那がお風呂に入っている間隙を縫って、旦那のスマホを横にスライドさせて、メールの履歴を隅々までチェックします

 するとそこには、〝ブス子〟と言う女性からメッセージが届いており、

 『こないだは、とっても気持ち良かったわぁホント、私の身体はピザのチーズの様にすっかりとろけしまったわ…早くあなたに逢いたいな

 と、言う内容のメールが届いていました

 これを見たA子さんは、お風呂から上がってビールのCMの様に、ホッピーをグイグイと喉に流し込んでいる旦那に向かって、脱兎の如く駆け寄り、

 『あんた、このメッセージは何よ何が、ピザのチーズ様にとろけたよ一体、どんなとろける事をしたのよ

 と、旦那のスマホを突き付けます

 すると、旦那は、

 『じぇじぇじぇ

 とは、言いませんでした。(笑)逆に、極めて冷静に、

 『あっ、それは知り合いの女の子にマッサージしてくれって頼まれたから、ちょっとやってあげただけだナッシー

 と、切り返されてしまいました…

 
 これが、〝状況証拠〟です

 
 意味分かりますか

 詰まり、浮気をしたいたのではあるまいかと言うメールの存在があっても、浮気そのものを証明している訳ではない、と言う意味です

 確かに、前記のメールの内容は、極めて黒に近いグレーでしょう

 と、言うか現実問題として、あんなはっきりとした内容のメールがあったのなら〝クロ〟でしょう。(笑)

 しかし、ここで問題なのは、旦那本人が浮気を認めない限り、すなわち〝自白〟しない限りは単なる〝怪しい証拠〟にしか過ぎないのです。

 逆に、旦那が〝自白〟した場合はこのメールは〝補強証拠〟へと〝昇格〟してしまうのです


 ハッキリ言って、旦那とブス子がベッドの上で愛撫し合っている現場を目撃する(滅多にないが、矢口さんの様な…)しか、旦那に浮気を認めさせる方法はないでしょう。

 だって、仮にラブが付くホテルから、二人が出て来る所を待ち伏せして詰め寄ったとしても、旦那にシレっとさっきの様な弁解をされてしまってはどうしようもないからです…

 尤も、『素直に謝れば許してもらえるかも…』と、軽々とちょっと詰め寄られただけで〝自白〟してしまうバカな男もいるので、このメールだけでも強力な証拠になるのも事実ですが…。

 ですから、探偵を使って浮気の証拠を掴んで離婚を有利に進める、等と言って旦那の素行調査をするのは、あくまでも〝状況証拠〟の積み上げに過ぎないのです

 その状況証拠で回りを固めて、有無も言わせないのが素行調査の一番の目的です。

 なので、あくまでも前記のメールは、旦那が浮気を認めない限りは単なる〝怪しい証拠〟にしか過ぎないのです

 
 ここで、ボクは声を大にして言いたいのが、〝まぐわっている現場を現行犯逮捕されない限り、浮気は認めてはならないと、言う事です(笑)


 その理由は、既述の通り現行犯じゃない限り、メール等の証拠は単なる〝怪しい証拠〟であって浮気そのものを証明している訳ではないからです
 
 なので、過去に浮気問題で痛い経験がある方は、是非とも参考にして下さい(笑)


 さて、話がちょっと逸れてしまいましたが、状況証拠の意味はなんとなくご理解頂けたのではないでしょうか


 次回は、この例え話と〝佳苗ちゃん〟の事件とを絡めてお話ししたいと思います

 あっ、メール削除しとかないとな…(笑)