日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

木嶋佳苗控訴審総括。

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 (大変恐縮ですが、両方のクリックをして頂けるとありがたかったりします。)


 さて、全14回に亘ってお話して来た〝佳苗ちゃん〟控訴審初公判も、今回で一旦終了します

 当初は、数回の予定だったのですが、思いの外あれも書こうこれも書こうとなっていき、気付いたら14回にもなってしまったのが現状です…(笑)

 だって…。

 〝元〟同じマンションの住人同士で、彼女が逮捕される前にエレベーターで出くわしたり、彼女が24時間体制で埼玉県警から監視されていた時も、ボクは〝逆〟職務質問をしてそれを見破っちゃったんですからね。(笑)

 なので、書く内容が沢山あったので、むしろこれだけの回数になってしまったのも必然なのかもしれません…


 では、〝佳苗ちゃん〟控訴審初公判のマスコミ各社の報道はどんなものだったのか、ちょっと引用してみたいと思います

 (ヤフーニュース)

 首都圏連続不審死事件で、婚活サイトで知り合った男性3人を殺害したとして殺人や詐欺などの罪に問われ、一審さいたま地裁の裁判員裁判で死刑とされた木嶋佳苗被告(38)の控訴審第1回公判が17日、東京高裁(八木正一裁判長)であった。弁護側は改めて無罪を主張。検察側が追加の鑑定を行うことが決まった。公判には木嶋被告も出廷した。
弁護側は控訴趣意書で、男性らは自殺や失火で死亡した可能性があると指摘し、「状況証拠を総合しても、木嶋被告が犯人であることは立証されていない」と主張した。検察側は控訴棄却を求めた。
 弁護側は新たに、遺体で発見された大出嘉之さん=当時(41)=の体内に残っていた尿が少ないことを自殺の根拠に挙げた。検察側は殺害された時に失禁したからだとして、証明のため大出さんの着衣の鑑定を請求し認められた。
 一審判決は、現場にあった練炭や遺体から検出された睡眠薬と同種のものを木嶋被告が持っていたことなど、複数の状況証拠から犯行を認定。「極めて重大で非道な犯罪を3度も繰り返した」と非難した。


 と、言う内容の報道が殆どでした。

 何故、ボクが控訴審初公判の報道を敢えて引用したのかと言うと、この内容だけで、果たしてボクがこれまでブログで綴って来た内容が読み取れましたか、と言いたいからです

 ボクは、こうしてブログを書いている以上、ここでしか知り得ない情報を発信したいので、他のサイトでも見れる内容と同じでは、このブログの存在意義がありませんから、こうしてマスコミの報道だけでは分からない細部を掘り下げたいのです

 だから、どうしても一つの事件に対して記事が冗長になってしまうのです

 なので、どうかご理解下さいませ。(笑)


 改めて、〝佳苗ちゃん〟控訴審初公判を振り返って見えて来たのは、やはり高裁も慎重になっているのだな、と言う印象です…

 仮に、控訴棄却するにせよ、殆どの控訴審で初公判で結審して次回判決の棄却パターンではなく(内柴事件みたいに)、〝一応〟双方の証拠調べ請求は認めるけれども、結局控訴棄却なのかな、と思っています

 同じ控訴審でも、一審で死刑判決が下されている事件と、ボクみたいに懲役何年と言う事件とは明らかに性質が違うとボクは考えます…。

 レベルではなく、ラベルが違うと言うか…。(笑)

 なので、想定外のパターンが考えられる為、予測がなかなか付かないのが正直な所です…

 とは言え、無罪主張をしている(ボクは、していた)者同士、刑のレベル(ラベル)は違うけれども、控訴審で無罪主張をして見事逆転無罪を勝ち取ったボクとしては、〝佳苗ちゃん〟の控訴審の結末は〝控訴棄却〟じゃないかな、と思っています

 いくら、完全否認して無罪主張をしていて、直接証拠はなく状況証拠による事実認定だったとしても、一審判決が全面的にひっくり返るとは思えません…。

 あるとすれば、一審の事実認定と異なる判断がなされるとしても、結論(死刑)は変わらないのではないでしょうか。

 詰まり、〝佳苗ちゃん〟にとっては厳しい闘いになるのは間違いないと言う事です

 ただ、前回もお伝えした通り、裁判と言う物は〝生き物〟ですから、今後どんな展開になって行くかは、特に死刑事件については誰も予想が付かないので、楽しみではあるのも事実です

 勿の論、ボクも一ジャーナリストとして、〝佳苗ちゃん〟控訴審をしっかりと追い掛けたと思うので、次回期日も傍聴に行きますから続報を楽しみにしていて下さい


 話は法廷に戻って、今回は内柴事件とは違い、初公判が終わると被告人が退廷するのを傍聴人が見届けるのではなく、先に傍聴人が退廷する措置が執られました

 『傍聴人は退廷して下さい。被告人はそのまま座ってていいですよ。』

 と、裁判長が告げると、傍聴人はちょっと拍子抜けした様子でゾロゾロと立ち上がり、出口へと向かいました

 きっと、傍聴人の皆はボクも含めて、〝先に帰るのかよ〟と、思っていたに違いありません。(笑)

 だから、傍聴人の動きがなんとなく鈍かったのです。(笑)

 その際も、傍聴人の殆どが、被告人席に鎮座する〝小太りババア〟こと〝佳苗ちゃん〟の姿を逃すまいと〝ガン見〟しながら出口へと向かって行きました。

 中には、一人の女性が柵の傍まで近付いて、〝佳苗ちゃん〟の顔を覗き込んでいて、その光景は異様でした…

 その際も、入廷の時と同じく、法廷の柵の前に裁判所職員が4人立って、〝佳苗ちゃん〟に危害を加えないようにと見張っていました

 この時の佳苗ちゃんは、被告人席に鎮座しながら、傍聴人の好奇の視線を上目使いで追っていました

 何か、おどおどした様に見えました

 因みに、ボクは退廷する際、〝佳苗ちゃん〟としっかり眼が合い、

 『佳苗ちゃん、久し振りだね以前、ニューシティーレジデンスのエレベーターで、君が引っ越しの片付けをしている時に逢ったボクだよ覚えてるかい

 と、胸奥で念じましたが、果たして彼女は以前エレベーターで逢ったボクだと気付いたでしょうか…。

 絶対に気付いてないでしょうね。(笑)


 ホント、相当な厳戒態勢の中初公判は終了しました


 さて、彼女は今、ボクが7月2日まで住んでいた〝東京拘置所〟の二階に居ます

 何故、二階だと分かるのかと言うと、東京拘置所では二階は〝女区〟(じょく)と言って、女性専用の舎房だからです

 きっと、〝大物〟(ガタイではなく事件が)ですから、独居房に居るでしょう

 そこで彼女は今、何を思い、何を感じながら日々過ごしているのでしょうか…。

 迫り来る〝死〟への恐怖心か、それとも無罪を信じて自分を鼓舞しているのか(ボクはそうでした)…。

 一体、〝佳苗ちゃん〟は何を思っているのでしょうか…。


 さて、次回は少し過ぎちゃいましたが、毎月恒例の〝判決命日〟についてお話したいと思います