日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

最後の護送バス。

 平成25年7月2日(火)午後二時半。
 護送バスは、釈放されるボクや、引き続き自由を奪われる被告人達を乗せて霞が関の裁判所の地下一階から小菅の東京拘置所へと出発しました。

 護送バスに、ブレスレッド(手錠)無しで乗車し、車窓から見える景色を見ながら、ボクは、

 『やっとこさ、待ちに待った自由の世界に帰れるんだ!』

 『もう、このバスに乗るのもこれが最後だな。』

 等と、様々な思いを巡らせながら、気が付くと東京拘置所の地下へと護送バスは滑り込んで行きました。そこで、護送バスは先にボクともう一人の釈放される人を降ろし、そのまま奥へと進んで行きました。


 そして、ボク達は地下一階にある、〝領置調べ〟の広いフロアへと歩を進めました。東京拘置所は、地下一階に収容する人達の荷物を仕分けして、部屋に入る物、入らない物を選別する為のだだっ広いフロアがあります。

 そこには、通称〝ビックリ箱〟と、呼ばれている、人が一人分入るボックスがあって、床から60cm位の高さに木の板が敷いてあり、そこに座って自分の番が来るまで待機します。これは、被告人同士が雑談をしないようにする為の措置です。

 ボク達も、それぞれビックリ箱に入るように指示されました。

 この時、ボクは自分が居た部屋には行けません!これは、前回述べた仮監獄の時の措置と同じで、釈放される人間と在監中の被告人とを接触させない為です。

 従って、部屋にある自分の荷物は、食事を配ったり被告人の面倒を見る懲役囚がダンボールにまとめて、台車に乗せて職員に渡します。この時、ボクが居たフロアの担当職員に内線で連絡が行っているのです。


 そして、ボクの荷物が多かったせいか、そこそこビックリ箱で待たされた後、やっと台車に乗ったボクの荷物が到着して、荷物整理が始まりました。