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日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

警視庁共助課『見当たり捜査』。

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 こんにちは

 本日も、冬晴れの最高の陽気の中、いかがお過ごしでしょうか


 さて、昨日はボクが、突然池袋のサンシャイン通りで、私服のデカに声を掛けられて、池袋東口の交番に連行された所までお話ししました

 早速、その続きをお話ししますが、昨日の記事を読んだ方で、以下の疑問を持った方がいらっしゃるかも知れません…

 それは…。

 『何で、大井警察から逮捕状が出ていたのに、声を掛けられて直ぐに逮捕状が執行されないんだ

 『何で、殊更交番に連れて行かれて、逮捕状が執行されるまでタイムラグがあるんだ


 と。

 確かに、その通りですよね

 良く、皆さんもたまにTVでやっている〝警察24時〟を見ても、逮捕状が出ていて内偵されていたら、その対象者を見かけた瞬間に、『○時○分、逮捕するから。』と、逮捕状が執行されるシーンを見ますよね

 それが、所謂〝犯人逮捕の瞬間〟ってやつです

 しかし、それには条件があって、よくテレビで見る逮捕劇は、担当した警察署が逮捕に行く、と言う条件なのです。

 とある警察署が、とある事件でAと言う人間を逮捕しようと思い、十分に内偵捜査をしていざ逮捕に行った瞬間を、我々がテレビで良く見ているシーンなのです


 では、ボクの場合は、この話とどう違うのか


 それは、ボクに声を掛けたのは大井警察の人間ではないからです

 大井警察の人間なら、直ぐに逮捕状を執行して手錠を掛けて、逃げられないようにするのが最善の安全策でしょう。

 しかし、ボクに声を掛けて来た警察官は、それをしたくても出来なかったのです
 
 何故、逮捕状を執行できなかったのか

 
 それは、逮捕状を持っていなかったからです


 ここで、非常に大きな疑問が生じます…。

 『何で、ボクを内偵していたと言うのに、いざ逮捕の瞬間が訪れたのに肝心な逮捕状を持っていないんだ

 『うっかり、この警察官は逮捕状を忘れたのか

 と。

 しかし、答えはそうではないんです
 
 
 では、ボクに声を掛けた警察は何処の警察なのか

 
 実は、ボクに声を掛けて来た警察官は警視庁共助課のデカだったのです

 
 所謂、『見当たり捜査』の刑事だったのです

 『見当たり捜査』と、言われてもピンと来ない方も多いと思うので説明すると、見当たり捜査とは、指名手配や被疑者登録された人間の顔を一人の刑事が何百人と憶えて、その人間を街角で見付けるというかなり地道な捜査手法なのです

 指名手配犯や、被疑者登録された人の顔写真を、相当数頭にインプットして、その人間に似ている人が居たら職務質問をして、該当したら近くの警察署に連行すると言う捜査なのです

 そして、担当の警察署に引き渡すのです。

 この捜査手法は、そもそも大阪で始まって、今は警視庁や各地の警察署で取り入れられていますが、全国に共助課がある訳ではありません。

 おそらく、大阪や東京等の繁華街で人が集まる様な所だからこそ、この捜査手法が効果を発揮するのであって、余り田舎でやっても効果は薄いので、都市部で行っているのだと思います。


 実は、ボクはこのデカの存在を、テレビの特集で取り上げられる前から知っていました(以前、夕方のニュースで取り上げられていました。)

 何故なら、たまに暇潰しに池袋のマルハンと言うパチンコ屋に開店前に並んでいると、その行列に鋭い視線を送る三人組の男を良く見掛けていたからです

 ボクは、たまに行く度に同じ人が行列に並ぶ訳でもなく、その行列をただただ見詰めているだけなので、『一体、何してるんだこいつは…』と、思っていたのです

 だってそうでしょう

 開店前のパチンコ屋に、行列に並ぶ訳でもなく、その行列を見詰めているだけなんて、余りにも不自然じゃないですか(笑)

 普通、開店前のパチンコ屋の列には並ぶもので、見るものではないでしょう。(笑)

 又、その男達の目つきが、明らかに鋭くて、誰かを待っている目つきではなく、誰かを探している目つきだったのです

 だから、ボクは良く見掛けるこの人達はデカだなと直ぐに分かりました

 何と言うか、デカって独特の目つきなんですよね…

 後は、パチンコ屋には沢山の人が来るので、そこに居ればもしかしたら指名手配犯が来るかも、と言う読みもあるのでしょう。

 彼らの特徴としては、基本的にラフな格好で、斜め掛けのカバンかヒップバックを巻いて、必ず両手を空けています

 これは、万が一対象者が暴れた時に、制圧しやすくする為に必ず両手をあけているのです。

 彼らは、池袋駅や新宿駅や渋谷駅の改札出口や、駅の出口にずっと立っているので、見れば直ぐに分かりますよボクは(笑)

 とにかく、目をギョロギョロさせて、明らかに誰かを探している目をしています

 なので、もし切符(逮捕状の隠語)が出ている方は、呑気に繁華街を歩かないようにしましょう(笑)


 と、説明が長くなりましたが、要するにボクが声を掛けられたのは警視庁の見当たり捜査員だった為に、彼らは逮捕状を携行していないので、逮捕状を執行したくても執行出来なかったのです

 だから、大井警察の刑事が逮捕状を持って迎えに来るまでは、逮捕状が執行されずに〝自由時間〟があったのです。(笑)

 ホント、今思うと、ボクは見当たり捜査に声を掛けられた形で逮捕されて良かったです(別に、逮捕を歓迎しているのではない)。

 このタイムラグを、上手く活用して皆に連絡出来たからです


 又、この時、大井の刑事が迎えに来るまでの時間に、この見当たり捜査官に、

 『何で、ボクだって分かったんですか以前と、髪型も違うのに。』

 と、疑問をぶつけると、

 『髪型は変わっても、目は変わらないからな。』

 と、言っていました

 どうやら、彼らは人を見る時に真っ先に見るのが〝目〟だそうです

 人間の特徴の中で、一番目が変化がないそうです。

 確かに、体型や髪型は年々老いのせい等で変わって行きますが、目はそんなに変わらないですよね

 だから、見当たり捜査員は、まずは指名手配犯の目をインプットするのだそうです

 そう考えると、あの〝市橋達也〟は実に理に適った整形をしていたのです。

 因みに、ボクの事件の詳細は、書こう書こうと思っていながらなかなか書けていませんが(すみません…)、端的に言うと、ボクは今回合計2回逮捕されて、最初に逮捕されたのが品川の大井警察で、その後千葉県の浦安警察に再逮捕されたのです…

 なので、最初は警視庁大井警察署に逮捕されたのです


 その逮捕された日が、平成23年11月29日(火)。


 この日から、ボクの〝リアル〟の時間は一年七ヶ月もの間一時停止してしまうとは、この時は夢のまた夢にも思いませんでした…


 そして、二年後の今年の11月29日(金)を、こうして〝シャバ〟で迎えているなんて、ホント信じられません…

 だって、〝中〟に居る時は、いつ終わりが来るなんて全く分からないんですから…。

 例えるならば、ゴールのないマラソンをするようなものです…。


 以上、ボクにとって11月29日と言う日は、どうしても忘れられない日だったのです

 皆さんにとって、忘れられない日って何でしょうか

 たまには、振り返ってみるのも良いかも知れませんね


 さて、次回は奇しくも逮捕から二年後の11月29日(金)は、裁判を傍聴して法廷の柵の〝こっち側〟にいました

 その傍聴の模様をお話ししたいと思います