日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

人生初の簡易裁判所での傍聴。

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 こんにちは

 今日で、今週最後ですね

 きっと、繁華街で日頃のストレスを解消しに行くのでしょうか。


 さて、昨日は人生初めての那覇地裁での傍聴についてお話ししましたね

 ホント、実にくだらな過ぎる事件でしたが、タイミング的にこの事件しか傍聴出来なかったので仕方無かったんですよね


 で、今日は地裁での事件はもう観れなかったので、丁度簡易裁判所で立て続けに判決の言い渡しがあるので、その事件についてお話ししますね

 ボクが、暴行事件の判決を観てから10分後位に、同じ法廷で立て続けに窃盗事件の判決がありました。


 平成25年1月30日
 那覇簡易裁判所 104号法廷
 事件名 窃盗
 被告人 具志堅 正樹


 ボクが、法廷に入ると弁護士と検察官が既に座っていて、直ぐに刑務官に連れられて具志堅選手が入場して来ました

 具志堅選手の見た目は、背が小さくてちょっと頭は剥げていて、その辺に歩いているオッサンでした

 外見は、沖縄感が感じられませんでしたが、苗字はおもいっきり沖縄感丸出しですね(笑)

 
 因みに、ボクは簡易裁判所の法廷に初めて入ったのですが、予想外にも法廷は小さくて、傍聴席も地裁や高裁の法廷にあるのとは違い、ベンチに毛が生えた様な傍聴席でした

 思わず、『傍聴席も簡易かっと、一人突っ込みをしちゃいました(笑)

 東京簡易裁判所の、法廷に入った経験が無いので分かりませんが、那覇簡裁がそういう作りなのか簡裁自体が元々そういう作りなのか分かりませんが、ホント作りも〝簡易〟でした
 
 
 では、ここで恒例のスタメン発表ですが、傍聴席から向かって正面が裁判官で〝ワントップ〟、右手が弁護士でお爺さんの〝ワントップ〟、最後に左手が検察官で〝ワントップ〟の布陣でした

 まっ、この辺の布陣は事件の軽重によるので、簡易裁判所レベルの事件なら全てこの布陣と言っても過言ではないでしょう

 そして、裁判官が具志堅選手に、証言台の前に来る様に促します

 
  『それでは、あなたに対する窃盗被告事件について判決を言い渡します。』


  『主文、被告人を懲役1年6月に処する。この裁判が確定してから、その刑の執行を3年間猶予する。』


 予想通り、執行猶予の判決でした

 思いの外、刑が重いかなと感じたのですが、その理由は判決理由を聴くと納得出来ました

 まとめると、

 ①以前も窃盗で罰金刑を受けた前科があった
 ②被害金額の5万円より1万円多く被害弁済をしている
 ③公判請求は初めてである
 ④酒に酔っての犯行である
 
 で、ここが引っ掛かったのですが、

 ⑤知的レベルが低い

 と、言う内容でした

 要するに、具志堅選手には知的障害があり、その事実が犯行に大きな影響を及ぼしていたのです


 実は、何の因果か、ボクの裁判を全て傍聴して来た〝桃山商事の清田代表〟から、「この本面白いから読んでみな」と、紹介された本が山本譲司さんが上梓した『累犯障害者』と言う本でした

 この本は、何度も罪を犯す人達の中には、知的障害を持った人達が少なからず存在している事実に焦点を当てて、その問題提起をしている内容です

 ボクは、この本を沖縄行きの飛行機の中で読んでいて、意外な事実に驚いていた矢先に、見事この本と同じ内容の状況の被告人を観たので、大変ビックリさせられました

 『正に、本の内容と一緒じゃん』と。

 そう考えると、やはり罪を犯す人達の中には、知的レベルが低い人達が多いのかも知れませんね…。

 勿論、たった一件しかぶち当たっていないので、サンプル数が少ないですが、とは言えそうそう当たる物ではないですからね

 
 これは、非常に大きな社会問題だな、と率直に感じました…

 我々が知らない所で、善悪の判断が余り出来ない人達が罪を犯し、その結果普通の人と同じく裁きを受けるのは、果たしてどうなのかな、と感じます

 沖縄にも、こんな根深い問題が起こっているのですね


 今後、具志堅選手は、手癖の悪さが出ないで普通に生活していけるのか。

 具志堅選手をサポートしてくれる家族はいるのか。

 誰かの支援が必要不可欠なのではないか。

 

 判決理由の朗読が終わり、ブレスレッド(手錠)をしないでテクテク歩いていく具志堅選手の背中を観ながら、ふとそんな事を思いました


 果たして、具志堅選手は今後二度と事件を起こさないで居れるのでしょうか…。

 

 この後、そのまま次の事件の裁判となるのですが、この続きは来週お伝えしますね

 良い週末をお過ごし下さい