日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

予想外の現実…。

人気ブログランキングバナー





 (お手数ですが、両方のバナーをクリックして頂けると嬉しいと思います。)


 こんにちは

 今日は、今一な天気ですね…


 昨日は、無罪が確定した事に対するボクの思いをお話ししましたね

 つくづく、ボクにとっては正に夢が叶った瞬間でした

 平成23年11月29日の突然の逮捕から、平成25年7月16日の無罪確定まで、合計596日間と言う長期の裁判生活から、やっと、やっと、やっと、やっと…解放されたんですからね…

 当然ながら、ボクはこの瞬間を世界中の誰よりも待ち侘びていました

 
 さて、今日は無罪確定のボクが、刑事補償請求に向けて動き出したお話をします

 ボクは、自分の願望、いや熱望した通り無罪が確定した事により、見事〝刑事補償請求権者〟となりました

 当然ながら、初めての経験ですから、こと刑事補償請求に関しては右も左も分かりません…

 そこで、早速パソコンで検索ワードに『刑事補償』『刑事補償請求 やり方』等でググると、色んなサイトがヒットしたのですが、ボクが求めていた情報とはちょっと違っていました

 ただ、刑事補償請求の条文があったので、一通り目を通してみると、意外な事実が分かって来ました


 まず、無罪が確定した人間(その弁護士)から刑事補償の請求をしなければいけないのです

 一見すると、あ~そうなんだ、と思うでしょうが、良く考えたらこれは余りにもおかしくないでしょうか

 何故なら、無罪が確定した人間は完璧な被害者だからです

 だって、間違って逮捕されて、間違って起訴されて、間違って身柄を拘束されたのに、何でその間違われた人からその補償を求めないといけないのですか。

 むしろ、警察や検察から、『この度は、大変申し訳ありませんでした。』と、それに見合う補償を持参して来るのが筋でしょう

 
 身近な例で言うと、交通事故の場合がそうですが、事故に遭った被害者が加害者に対して、事故の補償をして下さいと挨拶に行くんですか

 こんな事絶対に有り得ないですよね

 むしろ、全く逆で、加害者が被害者の所に詫びを入れに行くのが極めて道理でしょう。

 勿論、実際上は保険会社がその間を取り持ちますが、その場合でも加害者側の保険会社が丁寧に対応するはずです。

 
 この事故の例で言うと、加害者は警察と検察、被害者はボクですね

 なので、加害者側の保険会社が間を取り持つのですが、残念ながら保険会社に入っていなかったので、直接交渉になりました

 当然、被害者のボクとしては事故に遭った補償を求める訳ですが、加害者が一切謝罪をして来ないので、裁判所に訴えたようなものです。


 要するに、刑事補償と言うのは、被害者が請求しない限り絶対に貰えないのです

 ですから、もしボクが刑事補償請求をしなければ、一円足りとも貰えません…

 詰まり、全くの〝やられ損〟です

 ボクの感覚、いやこれは一般的な感覚としては、出処は検察なり裁判所なりどこにせよ、向こうから『内田さん。この度は申し訳ありませんでした。これ、少ないですが…。』と、補償額を持参するのが筋ではないでしょうか。

 しかし、現実は冤罪に遭った被害者から、その間の補償を裁判所に求めると言うんですから、何と不条理、不合理、不整合、理不尽なことでしょうか


 続いて、補償額と言うのが条文に定められていて、一日最低1000円から最高で12500円で計算されるそうです

 すなわち、仮にボクの補償が一日1000円で計算されるとなると、1000円×582日(勾留されていた日数)=582000円しか貰えません…。

 逆に、一日最高の12500円で計算されるとすると、12500円×582日=7275000円となります

 一日1000円で計算されるか、12500円で計算されるかは、ホント天と地程の開きがありますよね

 勿論、狙うは最高額の一日12500円なのは言うまでもありません

 
 とは言え、最低一日1000円とか最高でも12500円とか言ってますが、これって現代の生活に鑑みて果たして適正な金額でしょうか

 しかも、こちとら身柄を拘束されて不自由な生活を強いられていたと言うのに…

 それが、最高でも一日12500円で計算されるなんて、余りにも安すぎますよね

 逆に、最低の一日1000円で計算されたりしたら、もう目も当てられないでしょう…

 〝サラリーマンのこずかいか〟って突っ込みたくなりますよね

 とは言え、法律でそう定められている以上、どうしようもありません

 何とか、法律の上限である12500円で計算される事を祈るばかりです…


 続いて、刑事補償請求には時効があって、それは無罪が確定してから3年との事でした

 詰まり、無罪が確定してから3年と一日目に請求を出しても、時効が過ぎているので却下されます

 本来は、貰えるはずの金額をみすみす捨てる結果となるのです

 とは言え、貰えるものは一日でも早く貰いたいのは人間のサガですから、この時効はそんなに急かされるものではないでしょう


 最後に、刑事補償請求は本人若しくは弁護人より請求出来るとなっています 
 
 詰まり、本人でも請求が出来るので、自分でやろうと思えば出来ると言う事です

 弁護人を立ててもいいし、立てなくてもいい訳です

 ボクは、迷わず弁護士を立てず自分でやろうと決めました

 何故なら、弁護士に手数料を取られるのが勿体無いからです(笑)

 だって、これだけ勝てる訴訟は無いんですから、弁護士からすればこれ程楽な仕事はありません

 それに、この補償はボクの不自由な生活に対する補償なんですから、その補償は全額ボクが貰うのは極めて当然なので、そこに弁護士への手数料なんて支払うなんてもっての他です

 何で、自分の辛かった日々の補償を、弁護士に取られないといけないのですか

 そう思ったので、ボクは刑事補償請求に関しては、弁護士は付けずにやろうと決めました


 以上、纏めると、


 ① 刑事補償請求は、こっちから請求しないといけない。

 ② 補償額は、一日1000円~12500円の間で決められる。

 ③ 刑事補償請求の時効は三年。

 ④ 刑事補償請求は、弁護士を付けずに自分でも出来る。



 さて、この現実を知って、ボクが執った行動についてはまた明日…