日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

なぜ、痴漢冤罪は起きるのか?(裁判所の体質)


 おはようございます

 とうとう、関東でも梅雨明けしましたね

 今年は、若干期間が長かったですが、これからはずっと晴れてくれるでしょう


 昨日は、引き続きこのテーマに触れ、その中でも検察の体質についてお話ししました

 とにかく、一検察官は、国家公務員で唯一の権限を有しており、その権限は大変強大なものでしたね

 ホント、一個人の胸三寸一つで、被疑者を起訴するか、起訴しないかを決めれるんですからね


 さて、今日はこの話題の締め括りとして、裁判所の体質について、逆転無罪のボクの考えをお話ししたいと思います


 ③ 裁判所の体質


 まず、オサライですが、裁判所とは、一切の法律上の争訟を裁判し、その他法律において特に定める権限を有する国家機関の事です

 また、裁判には民事と刑事があり、民事は財産に関する紛争(この土地は誰のものか、金を返せなど)や損害賠償請求・身分関係に関する紛争などを対象とし、刑事は、犯罪をした疑いのある人について、その人が本当に犯罪を行ったのか、だとすればどのくらいの罪を負わせるべきかを決めるものです。

 簡単に言うと、刑事裁判は、その人が罪を犯したかどうかを判断する所です

 詰まり、有罪か無罪かを争い、有罪ならば、どの位の刑罰を与えるべきかを判断するという事です

 
 で、これはスゴク勘違いしている方も多いと思うので述べておきますが、

 
 裁判所は、真犯人を探す所ではありません


 あくまでも、起訴された被告人が、罪を犯したかどうかを判断する所であって、その被告人が有罪の場合はともかく、無罪の場合は、〝真犯人が誰かについては裁判所は関係ありません〟、と言うスタンスなのです

 ですから、今回の津山さんの場合は〝犯行の勘違い〟の結論でしたが、ボクの場合や、東電OL殺人事件、舞鶴女子高生殺害事件、等は真犯人が誰かは裁判所は知りませんし、どうでもいいんです

 裁判所が、無罪にした以上、当然真犯人は居るはずですが、それは裁判所には関係のない事なのです

 あくまでも、犯人だと推定される人間を起訴したら、その人間が有罪か無罪かを判断しますよ、と言うスタンスなのです

 なので、真犯人が見付かろうが、見付からなかろうが、裁判所はどうでもいいのです

 〝主文。被告人は無罪。真犯人は、〇〇であると推定される。〟なんて、判決文は有り得ない訳ですから


 
 前置きが長くなりましたが、要するに裁判所、特に刑事裁判と言うのは、起訴された被告人が有罪か無罪かを判断する所で、無罪の場合、真犯人については一切関知しない、という事です

 
 そして、現実の刑事裁判と言うのは、有罪か無罪かを判断するというよりも、〝有罪を確認する所〟になっているのです


 
 前記のとおり、〝法律上〟は起訴された被告人が有罪か無罪かを判断しますが、〝事実上〟は有罪を確認する所になっているという事です

 だからこそ、起訴された裁判の99.9%が有罪と言う驚異的な数字なのです


 
 また、裁判官と言うのは、出来る事なら無罪判決は書きたくないものなのです

 これは、無罪判決を書くと、何かと批判されたり、議論されたりするからです

 特に、やたらと出世欲の強い人間に当たると、この傾向が強いと言われています

 出世するには、波風立てないのが国家公務員では一番の処世術ですから、敢えて波風立てる様な無罪判決は極力書きたがらないのです

 残念ですが、これが現実です


 しかし、中にはそんなしがらみに一切捉われず、きちんと証拠を精査し、事実認定をしてくれる、優秀な裁判官が居るのも事実です

 そういう優秀な裁判官に当たると、人生は大きく変わります


 今回の津山さんの事件で言うと、一審を担当した倉澤千巖(ちいわ)裁判官の事実認定は特に酷かったです

 一部抜粋すると、

 
 「しかしながら、着衣の上から触るという痴漢行為の態様であっても、その手指に、後に検出されるほどの着衣が付着しないこともあり得るのであって、そのような事実は(中略)、被害者供述の信用性を左右するまでの事情とは言えない

 「(前略)そうすると、被告人が、被害者が移動を開始する直前ころに右手で痴漢行為をすることができたのは、3秒程度しかなく、それは不可能と言うに近い。しかし、被告の左手の状況を見ると、33分52秒ころから34分12秒ころまでの間、被告人の左手が吊り革を掴んでいることは車載カメラの映像によって確認できるものの、それ以外の時間帯の被告人の左手の状況は不明である。この点、被告人はバスが揺れていたので、右手で携帯電話を操作している間、左手で吊り革を掴んでいた旨を供述する。確かに、バスが揺れている状況下で、右手で携帯電話を操作しながら、左手で痴漢行為をすることは容易ではないけれども、それが不可能とか著しく困難とまでは言えない


 と、言うとんでもない事実認定をしたのです

 これは正しく、〝結論は有罪ありき〟の典型的なパターンでしょう

 だって、津山さんの手から、被害者の制服の繊維が検出されなかったけど、それはたまたまでしょう、と言っているようななもので、更には、両手が塞がっていても痴漢は何とか出来る、と、言っているような事実認定ですよ

 こんな、究極のこじつけってありますか

 こんな事実認定をされたら、この裁判官に当たった被告人は全員有罪になってしまいます

 極端な話、良くドラマであるような、犯行時間帯に明確なアリバイがあっても、〝確かに、犯行時間帯に〇〇に居たが、だからと言って犯行が不可能とまでは言えない。〟と、犯人にされちゃうようなものでしょう

 ホント、この倉澤千巖裁判官は、究極のアホですね

 ネットでも、バンバン叩かれてますよ(笑)


 また、ボクの経験談から分かる事ですが、裁判所が有罪判決を書く時は、検察の求刑をそのままなぞります

 そうすれば、極めて有罪判決を書き易いからです

 ホント、ほぼ丸写しと言っても過言ではない位、求刑とそっくりな判決文になります

 従って、弁護側の弁論は一切採用しません

 だって、採用しちゃったら、有罪判決が書けないじゃないですか

 だから、見て見ぬふり、もっと言えばシカッティングです

 ホント、ふざけた話ですよね


 つくづく、津山さんの控訴審は、ボクに逆転無罪判決を下した優秀な裁判官に当たって良かったですね


 最後にまとめると、

 
 ① 刑事裁判は、起訴された被告人が有罪か無罪かを判断する所(法律上)。

 ② しかし、現実は〝有罪の確認の場〟となっている(事実上)。

 ③ 裁判所は、被告人が無罪になっても、真犯人は誰であってもどうでもいい。
 
 ④ 裁判所は、真犯人を探す所ではない。

 ⑤ 裁判官は、極力無罪判決を書きたくない(出世欲が強い人は特に)。

 ⑥ 有罪判決を書く時は、検察の求刑をほぼ丸写しし、都合の悪い部分はシカッテイング。

 ⑦ 裁判官としても、警察、検察は国の為に一生懸命捜査してるんだからと言う、大局的な思いもある。


 
 以上の体質があるので、疑わしいような事件でも、皆有罪になってしまうのです

 これも、痴漢冤罪が起きる理由の一つです


 
 今日は、この辺にして、明日はボクが考える、痴漢冤罪に遭わない為にはどうすれば良いかをお話ししたいと思います


 


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