日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

もし、痴漢に間違われて逮捕されたら?(裁判編)


 こんにちは

 今日も、太陽の微笑みがハンパないですね


 昨日は、痴漢に間違われて逮捕された時の取り調べの対処法をお話ししました

 一番のポイントは、何が何でも絶対に絶対に認めない事です

 これが、もう大前提です

 と、言うか、そもそもやってないんだったら、〝やってない〟としか言えませんからね

 ただ、それを徹頭徹尾貫くのは、非常に大変なのです


 さて、今日は、徹頭徹尾否認したのにも拘わらず、起訴されて裁判になってしまった時の対処法をお話しします

 対処法、とは言っていますが、こればかりは各事件によって状況が全然違うと思いますので、一概にボクの考えが通用するかは分かりませんが、ただ一つの心構えとして理解してもらえればと思います

 と、言うのは、起訴されて裁判になったら、〝こうすれば無罪になれますよ〟なんて、簡単には言えないのです

 そんな方法があるのなら、今否認して刑事裁判を闘っている被告人は、喉から手が出る程知りたいでしょうし、また弁護士も知りたいでしょう

 それに、あくまでもジャッジするのは裁判官ですから、幾らこっちが色々と証拠を集めて反証しても、津山さんの一審のアホ裁判官みたいに、〝両手が塞がっていても何とか痴漢は出来る〟と、言うような事実認定をされる可能性もあるので、ホントこればかりは絶対はないのです

 尤も、ボクの考えでは、裁判に限らず人生のすべてにおいて〝絶対〟は、ないと思っています

 では、前置きが長くなりましたが行きましょう


 
 ① 一番の狙いは不起訴


 逮捕されてから、48時間以内に検察庁に送検されて、裁判所から10日間の勾留が認められ、更には10日間の延長が認められ(って、実際はほぼ認められる)合計22日間被疑者として勾留されます

 この22日間で、検察は起訴して裁判にかけるかどうかのジャッジをします

 慣例と言うか、通例では、勾留最終日の22日目に処分がどうなるか分かります


 この22日目が、一つの運命の分かれ道になります

 不起訴なら、22日目に釈放され自由の身となり、起訴されれば長い長い裁判闘争が始まるんですから

 だから、逮捕から22日目はもうドキドキです


 通知方法は、不起訴の場合は釈放の手続きが執られ、留置場の担当警察官から〝これより釈放します〟と、言われ荷物を整理して留置場から自由の世界へと放たれます

 一方で、起訴の場合は、22日目の午後か夕方位に、留置場の担当警察官から、〝今日付けで起訴になったから〟と、淡々と告げられます

 そうなると、身柄拘束はそのまま続きます


 ですので、一番は裁判にかけられないで不起訴にするのが一番なのですが、現状被害者が被害を訴えている以上、かなり難しいとは思います

 ですが、実際にはやってないんですから、否認するしかないので、後は担当した検察官の裁量によると思います

 実際に、痴漢事件でも不起訴になってるケースはありますからね。

 なので、一番は〝不起訴を狙う〟事です


 
 ② 残念ながら起訴されてしまったら


 不本意ながら、起訴されてしまったら、もう割り切って闘うしかありません

 いつ、終わりが来るか分かりませんが、潔白を晴らす為に、前向きになるしかありません


 で、起訴されたら直ぐにやる事は、弁護士に保釈の請求をしてもらって下さい

 オサライですが、保釈とは、シャバに居ながら裁判を迎える事です

 保釈は、起訴されてからでないと請求出来ないのです

 詰まり、被疑者の段階では保釈は認められないのです

 
 ただ、現状では、否認していると保釈は殆ど認められませんが、痴漢事件の場合は、特に共犯者も居ませんから、遅かれ早かれ保釈が認められる場合が多いです

 なので、一日も早く保釈を請求してもらい、一日も早くシャバに戻り、裁判の為の準備をして下さい

 準備と言うのは、担当の弁護士と良く打ち合わせをして、何が必要かを聞いたりして、闘う準備をするのです

 
 ボクは、起訴されてから逆転無罪になるまで、一秒たりともシャバには戻れなかったので、シャバに居ながら裁判の準備が出来るのは、どれ程有り難いかを骨身に沁みて感じています

 シャバに居れば、自由にネットで検索できたり、自由に弁護士の所へ足を運べたりと、それはそれは良い事尽くしです

 なので、一日も早く保釈をする様にして下さい


 一方で、保釈がなかなか認められない場合は、悔しいですが留置場もしくは拘置所で、身柄を拘束されながら裁判を闘うしかありません

 と、言うか、起訴された刑事被告人の殆どがこの状況ですから…

 別に、勾留されたまま裁判を迎えるのは、特別の事ではなくて、むしろ当たり前田の敦子です(笑)

 
 ただ、この時も、保釈の請求が却下されても、何度も何度も保釈の請求はして下さい

 保釈の請求は、何度でも出来ますし、お金は掛かりませんから。



 ③ 裁判が始まったら


 裁判が始まってからと言うか、始まる前からでも、自分達で集められる証拠は収集しましょう

 例えば、犯行現場を再現したDVDを作成するとか、幾らでも考えればあると思います

 それらが、証拠採用されるかはともかく、やるだけの事はやっておかないと絶対に後々後悔しますから

 〝あれをやっておけば良かった〟では、もう遅いのです


 基本的に、刑事裁判の原則は、〝当事者主義〟なので、検察側と弁護側がそれぞれ証拠を出し合って、それを裁判官がジャッジして、どちらの言い分に分があるかを判断するだけなのです

 ですから、裁判官から、検察側や弁護側に、〝こういう証拠はないんですかなんて、ご丁寧に訊ねたりしません

 あくまでも、〝どんな証拠を提出しようがお好きにどうぞ〟と言う、スタンスなのです

 だから、完璧な中立の立場なのです

 
 ただ、証拠を出し合うと言っても、〝挙証責任〟は検察側なので、弁護側が無罪である証拠を提出する必要はないのです

 挙証責任とは、簡単に言うと、訴えた側(この場合は検察)が犯行を立証する責任がある、という事です

 なので、検察側は犯行を立証出来なければ、被告人は無罪になると言うのが刑事訴訟法上の〝建前〟です

 〝建前〟と言うには、当然ながら〝本音〟があって、その本音とは、挙証責任の一切ない弁護側も無罪である事を証明をしなさいよ、という事です

 これは、捜査権の無い弁護側には非常に酷なのですが、現実ではやっていないのなら、やっていない事を証明しなさいと言うのが、今の刑事裁判の〝本音〟なのです

 だから、ほんの些細な物でも、裁判官の心を動かせるような証拠を提出する事です

 裁判官に、〝おやっ〟っと、思ってもらえれば良いんですから

 
 この辺は、担当する弁護士の考えもあるとは思うので、色々議論しながらやって行けばいいと思います

 ただ、勘違いしないで欲しいのは、これは自分の人生が懸かった裁判なので、あくまでも最終的な決裁権は自分ですから、いくら弁護士の提案だからと言っても、自分が納得出来ない事なら無理して了承する必要はありません

 要するに、〝弁護士の顔なんか立てる必要はない〟と、言うことです

 だって、仮に有罪になった時、前科が付くのは弁護士ではなく自分なんですから

 あるいは、極端ですが、有罪になって刑務所に行かなくてはならなくなった時、刑務所に行くのは弁護士ではなく自分なんですから

 だから、弁護士には自分の考えや、言いたい事は思う存分言えばいいと思います


 
 後、これはボク自身の体験談から、絶対におススメしたいのが、


 〝自分の主張したいことは、自分で書いて裁判所に提出する〟


 と、言うことです

 弁護士に書いてもらうではなく、あくまでも自分の言葉と自分の字で、魂を込めて書面を作成して下さい

 裁判所は、基本的に被告人からの書面は必ず目を通すので、響く裁判官には必ず響きますから

 これは、ボクの逆転無罪の大きな原動力になったのを、おもいっきり実体験してるので、胸を張って言えます



 最後にまとめると、


 ① 一番の狙いは不起訴。

 ② 起訴されたら直ぐに保釈の請求をする。

 ③ 却下されても何度も何度も請求する。

 ④ 自分達で集められる証拠は沢山収集する。

 ⑤ 刑事裁判は当事者主義。

 ⑥ 挙証責任は検察だが、実際には無罪の挙証責任を弁護側も負う。

 ⑦ 自分の主張したいことは、自分で書面を作成して裁判所に提出する。



 勿論、方法論はこれだけではないかも知れませんし、様々なケースが考えられるので一概には言えませんが、ただボクが考える方法論を述べさせてもらいました


 改めて、日本の刑事裁判は、〝無実であっても無罪になるとは限らない〟のが、現実ですから、万が一巻き込まれた場合は、難しいかも知れませんが、冷静に対応出来るようにこれらの内容が少しでも役に立ってくれれば、作者としてこれ程嬉しい事はありません

 防災マニュアル、ならぬ、防〝裁〟マニュアルとして


 
 とりあえずは、今回でこのテーマは終了して、明日からはまた例の彼女についてお話して行きます
 
 
 
 
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