日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

移送待ち受刑者。


 おはようございます

 今日も、つくづく太陽が顔を覗かせていますね

 くれぐれも、熱中症には気を付けましょう

 と、報道でも再三に亘り注意喚起しているのに、残念ながら亡くなってしまう人が居るのは何なんでしょうかね


 昨日は、もし痴漢に間違われて逮捕されたら、と言うテーマの中で裁判編についてお話ししましたね

 勿論、昨日書いた内容だけではなく、実際には事件ごとに状況は違うでしょうから、一概にあの方法論が全て通用するかは分かりませんが、ただ少なくとも方向性は間違っていないと確信しています

 
 さて、今日からは、例の彼女のその後についてお話しします

 前回綴ってから、もう半月空いてしまってので、改めてオサライすると、彼女は判決が出ても控訴せずに14日後に判決は確定しました

 判決確定から14日以降、いつ受刑者になるお迎えが来るか分からないので、その間、暫しのお別れとなる、お菓子や菓子パンを、熊の冬眠宜しくドカ食いしていたと言うお話でした

 
 話は、その時の心境に及びました


 内 『受刑者になるまでは何してたの

 X 『手紙書いてたかな。』

 内 『友達とかに

 X 『いや、住所分からないから親にかな。』

 内 『その待っている間の三週間って、やっぱり刑務所行くの嫌だなとかあった

 X 『あったあった。』

 内 『出来る事なら、当然行きたくない、と

 X 『うん。』

 内 『ドキドキ感とか、不安感はあったどんな心境だったの

 X 『あったあった。もうどうしよう、みたいな…。』

 内 『そりゃそうだよな。』


 判決が出てから、受刑者になるまでの間、彼女は親に手紙を書いていたそうです

 これは、受刑者になると、手紙を出す回数も制限されるからです

 被告人の時は、一日一通(施設によって異なる)誰にでも手紙を発信出来ますが、受刑者になると誰に出すか、何回出すかも制限されるのです

 だから、彼女はそうなる前に、親に手紙を書いていたのだと思います

 
 また、その時の心境は、初めて行く未知の世界である刑務所に、不安を抱いていたと言います

 そりゃそうですよね

 一度も経験のない場所に行くのは、誰しも不安を抱くでしょうし、ましてやそれが刑務所なんですから尚更でしょう

 ですから、彼女の思いは、極めて妥当な感情だったという事でしょう


 話は続きます


 内 『でさ、アカオチ(受刑者になること)になる日の状況って憶えてる

 X 『何か、部屋の皆がこの日じゃないかって予想してて、その日もとにかくこれ食べてきな、これ食べなって凄かった。(笑)』

 内 『皆が、だいたいこの日じゃないか、みたいに予想してたんだ

 X 『そうそう。』

 内 『受刑者になるのって、その日の朝に突然言われない

 X 『そうそう。で、皆から〝頑張ってね〟って、言われてさ。(笑)』
 
 内 『で、荷物まとめて、〝お世話になりました〟、って言って部屋を後にしたんだ

 X 『そうそう。』

 内 『その後、領置調べ(荷物整理)は何処でやったの

 X 『同じフロアの別の部屋でやったよ。』

 内 『そうなんだ。男子は、地下一階のフロアでやるんだよね。』

 X 『そうなんだ。』

 内 『荷物整理してからは、どこの部屋に行ったの

 X 『同じフロアの別の部屋に行ったよ。』

 内 『あっ、別のフロアじゃなくて同じフロアなんだね。ただ、受刑者は受刑者しか居ない部屋でしょう

 X 『そうそう。』

 内 『初めて、囚人服着させられた時どう思ったの

 X 『ダサくて嫌だなと思ったよ。(笑)』


 彼女は、とうとうXデーを迎える事になりました

 その日も、部屋の仲間からは、手厚いお菓子の餞別と、励ましの言葉を貰ったそうです(笑)

 こういう時の、一体感、連帯感は、非常に素晴らしいものがあります


 この時、部屋の仲間が、この日じゃないかと予想をしていたと言いますが、これは土日は基本的に拘置所の業務は休みですから有り得ませんので、必然的に月曜日から金曜日のいずれかになります

 そうすると、判決確定日から、この日じゃないかとだいたいの予想が付くのです


 その後、同じフロアの別の場所で、領置調べと言う名の荷物整理をします。

 これは、被告人の時には使用が許可されていた物が、受刑者になると使用不可になる物があるので、その仕分け作業をするのです

 基本的には、私服は一切着れませんので、部屋には持って行けませんから、宅下げ(シャバの人に引き取ってもらう事)の手続きをしたりするのです

 と、言うのも、受刑者になると、保管する荷物の量まで規定があるので、その量を超える場合は廃棄するか、宅下げするしかないのです

 確かに、保管できる量が無制限だと、人によってはとんでもない荷物の量になりますからね


 また、受刑者が強制的に着させられる、囚人服は極めてダサいので、女性ならきっと誰もが嫌悪感を示すでしょう


 話は、受刑者になってからの事に及びます


 内 『領置調べが終わってからは、どこに行ったの

 X 『同じフロアの、受刑者だけが居る部屋だよ。』

 内 『あっ、別のフロアじゃないんだね。独居だったの

 X 『雑居だったよ。』

 内 『何人居たの

 X 『二人だったよ。若い子だった。』

 内 『へぇ。そこで、簡単な作業をしたでしょう

 X 『やったよ。マルハンの紙袋を作ってたよ。』

 内 『マルハン今半じゃないのすき焼き屋の

 X 『あっ、今半今半(笑)』

 内 『でしょう。マルハンはパチンコ屋だよ。(笑)パチンコ屋の紙袋なんて聞いたことないよ。(笑)どんな袋を作ってたの

 X 『お弁当が入るサイズ位のだね。』

 内 『作業は、適当で大丈夫だったでしょう

 X 『いや、結構厳しかったよ。』

 内 『作業は、どの位やってたの

 X 『ご飯食べてから直ぐかな。ノルマみたいなのがあって厳しかったね。』

 内 『何時までやってたの

 X 『夕方までかな。』

 内 『運動はあった

 X 『毎日あったよ。30分。この時、あ~でもないこ~でもないと、他の部屋の人達としゃべれるから気晴らしになるんだよね。』

 
 内 『あっ、全然話が飛ぶけど、東拘で出会った他の人達は、みんな何をやってパクられてた

 X 『圧倒的にシャブだね。』


 受刑者になると、受刑者だけが集められた部屋に移り、刑務作業と言う名の強制労働が待っています

 刑務所に行くまでの間、遊ばせておくわけにはいかないので、部屋で紙袋を作る作業をやらされます

 こんなのは、正直単なる〝繋ぎ〟なのですが、話によると結構うるさかったと言います


 ここでも、彼女は雑居だったそうです


 この間も、着実に刑期は一日一日減って行っています

 が、道のりはまだまだです


 そして、彼女はとうとう刑務所へと移送される事となりました

 果たして、彼女はいずこへ…


 この続きは明日



人気ブログランキングバナー





 (お手数ですが、両方のバナーをクリックして頂けると嬉しいと思います)