日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

カレッシー、シャバとの別れ…。



 おはようございます

 今日から、新しい一週間張り切って行きましょう

 早いもので、もう11月ですもんね

 今年も、残り僅かとなりました…


 先週は、カレッシーが法廷へと〝選手入場〟したお話でした

 偶然にも、裁判所前でカレッシーをハッケンしてしまったのには、ホント笑っちゃいましたね(笑)


 さて、今日はいよいよ注目の判決についてです

 果たして、カレッシーの運命は如何に…。


 ボクは、被告人席からジッと正面、つまり検察官席を見つめるカレッシーを見ながら、今か今かと開廷時間を待ちわびて居ました

 待ちわびる、なんて気楽な事を言えるのは、何より〝他人事〟だからです

 どんな判決であろうとも、自分がその判決を受けるわけではないので、実に気楽なワケです

 しかし、これが法廷の柵の向こう、すなわち自らが被告人の立場になると、状況は一変します

 どんな判決になろうとも、その判決を受けるのは自分自身なので、その内容によっては人生が大きく揺らぐのですから…。

 カレッシーも、確実に実刑だと分かってはいても、その心中は穏やかではないでしょう

 懲役2年か、懲役2年6月かの違いでも、半年間もの開きがあるのですから、カレッシーとしては〝少しでも期間を短くしてくれ〟、と祈っていたことでしょう


 そんな、お祈りをしていると、法廷の奥からドタドタと足音が聞こえ、中央の裁判官席の後ろのの扉が開かれ、裁判官が入場して来ました

 〝ご起立下さい〟と、言う書記官の号令に促され、法廷に居る全員が一礼をします

 一礼が終わると、いつもならここで刑務官が被告人のブレスレッド(手錠)を外すのですが、カレッシーは保釈中なのでブレスレッドはしていないので、この儀式はありません

 オトコの裁判官で、メガネを掛けて年齢は40代といったところでしょうか

 ホント、事務的、いや機械的に淡々と進行していきます


 『それでは、開廷します。被告人は証言台の前へ。』


 と、裁判官に促されてカレッシーはスタスタと証言台の前へ歩を進めます


 『では、あなたに対する恐喝未遂事件について判決を言い渡します。』

 
 そう言われても、微動だにしないカレッシー


 『主文。被告人を懲役2年に処する。』


 判決は、懲役2年の実刑判決でした

 求刑が、2年6月だったので、ボクは半年マカって懲役2年だろうと思っていましたが案の定でした

 
 『これから、判決理由を述べますので席に戻って下さい。』


 と、言われ、素直に被告人席に戻るカレッシー

 被告人席へと戻る、カレッシーの横顔を窺いますが全く表情を変えません

 恐らく、カレッシーもこの位の刑の予想だったのでしょう


 その後、実に淡々と一切の抑揚なく判決文の朗読をする裁判官

 内容を聴くと、被害者に賃貸マンションを紹介したが、被害者が家賃を滞納したとかで、その責任を被害者の父親に持って行き、某ファミレスで『若いモンを行かせる。』『こっちは、一声掛ければ直ぐに若いのを集められるんだ。』等と言って、組織の威力を背景にお金を脅し取ろうとした、と言うものでした

 まっ、その具体的な経緯は不明ですが、とにかく被害者の父親を、娘の落ち度を理由に金銭を脅し取ろうとしたという事です

 実に、くだらなさ過ぎる事件内容でした

 何なんでしょう、若いモンを行かせるって(笑)

 行かせたから何だって言うんでしょうか

 
 また、判決内容を聴いて行くと、最後に量刑の理由を述べたのですが、するとカレッシーは平成21年に前回の懲役が終わり、その時も恐喝事件だったらしく、すなわち〝累犯前科〟があったのです

 しかも、前科3犯でした

 これでは、前回の服役を終えてから、10年以上経たないと〝準初犯〟の扱いにはならないでしょう

 つまり、5年は経っていても、前回と同じ罪名の事件を起こしていれば、〝こいつまた同じことしやがって〟と、思われて執行猶予なんて絶対に有り得ないということです

 ですから、元々執行猶予なんて土台無理な話だったのです


 ただ、カレッシーは事実を認めていること、和解が出来ていること等、被告人に酌むべき事情を若干考慮されて、2年6月の求刑に対し、半年引かれて懲役2年になったそうです

 まっ、罪を認めていれば、誰でも多少の〝割引〟はあるので、その範囲内でしょう

 それと、カレッシーは保釈でシャバに出ていたので、未決は一日も貰えませんでした

 恐らく、起訴されて直ぐに保釈されたからだと思われます

 この点は、全て裁判官の裁量によるのでどうしようもありません


 そして、判決の朗読が終わると、裁判官は〝あ~今日の仕事は終わったぜぇぇぇ〟とばかりに、スタコラサッサと帰って行きました(笑)

 すると、ボクが前回の話で検察庁の職員だと予想した二人が、サッと立ち上がり法廷の柵の手押し扉を押して〝ピッチ〟内に入って行きました

 その職員達は、カレッシーの前に立ち、

 
 『検察庁です。今日の判決で保釈が切れるので、このまま身柄を拘束します。』


 と、身分証を見せながら無機質に話し掛け、カレッシーはそうなることが分かっていたようで、一切驚いていませんでした

 そして、弁護士と刹那言葉を交わした後、二人の職員に促されて、本来身柄を拘束されている被告人が出入りするドアの奥へと消えて行きました

 
 結局、ボクはカレッシーとは一度も目を合わすことなく、お別れとなってしまいました

 まさか、法廷に居たピンクの髪をしたオトコが、自分の彼女と繋がっていて、接見禁止中に手紙を送る方法を教えた人間だなんて、想像だにしないでしょう

 尤も、カレッシーはボクが法廷に居たことすら気付いてないかも知れません

 それはそれでイイでしょう(笑)


 ボクは、ついさっき裁判所前から車を降りてきた人間が、その何十分か後に裁判官の一言で、自由を奪われるのを目の当たりにして、ちょっと複雑な心境になりました

 それが、法律だとは言え、分かっていた事だったとは言え…。

 何か、切なくなっちゃいましたね


 以上、カレッシーの判決のお話でした

 ガンバレカレッシー


 さて、明日は、カレッシーの後日談をお話する予定です



人気ブログランキングバナー





 (お手数ですが、両方のバナーをクリックして頂けると嬉しいと思います)