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日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

東京拘置所のルール。

 
 東京拘置所から、マスコミ各社、出版社に手紙を出して、ボクの控訴審判決を傍聴に来てもらおうと画策していた今年の五月下旬…。


 一社でも、多くのマスコミに傍聴に来てもらいたかったので、どうしたら沢山の手紙を出せるのか、頭をフル回転させていました。

 と、言うのは、東京拘置所には手紙を出すのもルールがあって、それを守らない限り、幾ら手紙を出したくても出せません。


 そのルールとは…


 『一人一日一通』

 
 しか手紙を出せないのです。

 因みに、この手紙のルールは、施設によって若干異なっていて、ボクが東京拘置所に移る前に居た、千葉拘置所は『一人一日二通』まで出せました。


 この、一日一通か二通かは、〝入った〟経験のある人なら分かると思いますが、非常に、極めて、メチャメチャ大きいのです!!!

 何故なら、手紙である以上、最低でも一日以上は届くまでに時間が掛かるからです。詰まり、自分の伝えたい内容が、相手に知らせるのに時間が掛かる訳です。

 身柄を拘束されている人間からすると、拘置所での手紙と言う物は、〝シャバ〟との唯一の接点で、自分の状況を伝える、又、シャバの状況を仕入れる『架け橋』ですから、本当に貴重な伝達手段なんです。

 改めて、こういう状況になって、手紙と言う現代ではおもいっきり原始的な伝達手段が、もの凄~く、もの凄~く尊くて儚いと心底痛感しました…。(涙)

 
 みなさん、想像してみて下さい…。


 今、持っているスマホが無くて、友人達に何かを伝えるのも手紙しかないと言う状況を…。
 

 考えられますか?イメージ出来ますか?


 でも、この〝シャバ〟じゃ考えられない状況が、拘置所では〝常識〟として存在しているのです。

 
 拘置所としては、証拠隠滅を大義名分に、携帯電話を使用するのを禁止していますが、果たして何の意味があるのか甚だ疑問です。

 何故なら、検察は起訴した時点で〝勝てる〟と踏んで公判請求してるんですから、これ以上の証拠隠滅なんてないからです。

 すなわち、起訴した段階での証拠で、有罪に出来ると確信しているんですから、更なる証拠隠滅なんてある訳がないんです。

 こう言うと、「証人に、嘘の証言をさせる恐れが…」とか、「証人に、有利な証言をさせるように働きかける恐れが…」等と反論が出てきそうですが、そもそも証人尋問で事実と異なる証言をする事は、立派な『偽証罪』ですから、殊更罪を犯してまで証言する人間が何処に居ますか?

 仮に、それでも偽証する人間が居るとするならば、よっぽどその被告人を愛しているか、絶対的な主従関係か、逆らえない負い目があるのかのどれかでしょう。(笑)
 
 あっ、因みに検察側証人で、警察官が証人として呼ばれた際は、警察官は検察に有利になる為に、ジャンジャンバリバリ嘘の証言をします!(笑)

 そう言うと、「警察官も偽証罪で逮捕されるじゃないか?」と、思うでしょう?

 しかし、それは現実問題として絶対に有り得ないんです。

 何故なら、検察にとって有利になる為の嘘だからです。

 そして、もう一つの理由が、偽証罪で起訴する起訴しないの権限は全て検察官に委ねられているからです。

 これを、刑事訴訟法で『起訴便宜主義』と言います。

 
 この法律は、検察官の独断で被疑者(容疑者)を裁判にかけるかどうかを決められるので、ホント一人の人間の人生を左右する強大な権限なんです。

 この権限は、国家公務員で、唯一検察官だけが持っているのです。


 詰まり、検察が有利になる為に、わざわざ嘘の証言をした警察官を偽証罪で逮捕したら、完璧な矛盾になるということです。(笑)だから、絶対に偽証罪で逮捕されないんです。

 
 で、要するに、身柄を拘束されている以上、仮に(絶対に有りえないけど)携帯電話での通話を許可したとしても、更なる証拠隠滅なんてない、ってことなんです。

 だから、せめて手紙や面会だけではなく、携帯電話を使用出来たらどんなに最高かな、と、当時は何度も何度も思っていました。

 ホント、携帯電話が使えたら、独房からマスコミ各社に電話すれば非常に効率が良いのに…と。(笑)

 
 勿論、面会も手紙と同じような役割はありますが、面会は拘置所に来てもらわないといけない完全な〝受け身〟ですから、またちょっと違うんですよね。

 
 と、話が大分脇道に逸れてしまったので、この続きは次回にお話しします。(笑)



   
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