日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

被告人質問。(1)



 こんにちは

 今日は、結構暑いですね

 朝から、ちょっとした隙に、ボクが飼っているミーアキャットが外に出てしまい、捕まえるのに一苦労でした

 ホント、何事も慢心はいけませんね


 昨日は、徳重選手の母親の情状証人についてお話しました

 つくづく、いいさらし者だと思いました

 どんな事件であれ、情状証人として法廷に立ちたくはないですよね


 さて、今日も、裁判の続きをお話します

 ボクは、情状証人が終わり、今日はこれで閉廷かと思っていると、裁判長から、

 『それでは、被告人質問を行いますので、被告人は証言台に座って下さい。』

 と言う、思わぬ発言が

 てっきり、被告人質問は次回期日かと思っていたら、まさか今日行うというのです

 ボクは、『あっ、今日やっちゃうんだ。』と思い、それならそれで大歓迎だと思いました

 何故なら、わざわざ被告人質問の為に、裁判所に足を運ばなくていいからです

 どうせなら、一回の公判で出来るところまでやってもらった方が、ボクとしては非常に助かります


 そして、か細い声で、『はい。』と言った後、証言台へと歩を進めます

 証言台に座ると、若干猫背になり正面を向きます

 質問は、弁護人からして行きました

 徳重選手の証言は下記の通りです


 『起訴事実は間違いない。』

 『きっかけは、平成20年に出会い系サイトをやったこと。』

 『当時は、八丈島勤務で、たまに本庁に戻ってきた時に入った漫画喫茶で。』

 『(援助交際の)違法性は認識していた。』

 『性的な誘惑に負けた。』

 『やれば月に一回。やらないときは、年に一回とか。』

 『10数人と会った。その中に未成年の子は居なかった。』

 『明らかに未成年と分かる場合は、拒否していた。』

 『警察官だったので、出会い系サイトの実態は、売春だと分かっていたが誘惑に負けてズルズルやってしまった。』



 この時は、まだ未成年を買春していた訳ではなく、未成年ではない子を出会い系サイトで探していたと言います

 ところが、ある男との出会いが、その後の運命を大きく左右する事となります…


 『新宿の歌舞伎町で、業者の男から携帯電話を譲り受けた。』

 『その男の名前は松尾。』

 『知り合ったきっかけは、出会い系サイトに松尾が女の子のフリをして書き込みをしていた事から。』

 『松尾から、都合良く女を紹介してもらえると思った。』

 『(携帯電話を譲渡されたのは)非常にマズイと思ったが、パソコンからでは全然ダメだったので。』

 『もらった携帯には、IDとかが設定されていた。』

 『しかし、直ぐに使えなくなってしまった。』


 
 実際、どうやって松尾と会ったのかは分かりませんでしたが、少なくとも警察官である徳重選手が、訳も分からない男から、訳も分からない携帯電話を譲り受けること自体がそもそも論外でしょう

 普通は、相当警戒すると思うんですよね

 ましてや、自身が警察官なら尚更、携帯電話を譲り受けることに警戒すべきでしょう

 その辺の感覚が、徳重選手の言葉を借りるなら、〝性的な誘惑〟によって麻痺していたのでしょうね

 質問は続きます


 『平成24年に、自宅近所で関係をもった女の子を発見し声をかけた。』

 『当時は、新小岩駅近くに住んでいて、自分が警察官だと言うことは周りは知っていたので、非常にマズイと思った。』

 『松尾から、関係をもった子が、実は未成年だと聞かされた。』

 『自宅付近で女の子と会ってから、マズイと思い暫く止めた。』

 『引越しも考えた。』


 
 冒頭陳述でも述べられていましたが、この出会いが更に徳重選手を負のスパイラルへと誘います

 そして、質問は捜査関係事項照会について及んでいきます


 『公務で不正を働くことについては、周りでも不正照会をしている人が居たので、自分さえ言わなければ分からないと思った。』

 『上司には、緊張しながら決済印をもらった。』

 『番号を調べたところ、実際に自宅付近に住んでいたが、あまり問題ないと思い引っ越しはしなかった。』

 『平成25年3月に、関係を持った後、女の子に自宅付近まで尾行された。』

 『その子がどの子か分からなかったので、ストックしてある番号を闇雲に照会をかけた。』

 『罪悪感は薄れてはいたが、毎回緊張していた。』



 と、言うように、悪いとは思いながらも不正照会をしまくっていたそうです

 この証言の中で気になったのが、〝周りでも不正照会をしている人が居たので〟という部分で、これが事実なら他の警察官も不正照会をしているという事でしょうか

 恐らく、ボクは不正照会をしている警察官は結構居ると思いますよ

 だって、何か事件化しない限りは、まずバレようがないからです

 今回の場合は、大きく事件化したから発覚しただけで、何も事件やトラブルが起きなければ、まず不正照会がバレることはないでしょうね

 決済印を押す署長だって、いちいちホントに捜査の必要性があるのかを確認したり、裏を取ったりなんてしませんからね

 イチイチそんな事をしていたら、業務が滞りますからね


 少し話がそれましたが、やはり被告人質問は、事件の核心部分が覗けて最高ですね

 
 さて、この続きは、明日お話する予定です
 


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