日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

興味をそそった控訴審。

初めに恐縮ですが、クリックのご協力をお願い致します!

   
人気ブログランキングへ 



 前回からの続き…

 いつもいつも、話が横道に逸れてしまって大変申し訳ないですが、より良くボクの記事を理解してもらう為に致し方ないので、どうかご容赦下さいませ…。


 さて、ボクは開廷表を見て(7月下旬)、控訴審なのにも拘わらず、審理状況が〝審理〟と記載されている状態に、もの凄い強い興味を惹かれ、410号法廷へと足を運びました。

 そうしたら、証人尋問をやっていて、どうやら医師が呼ばれて弁護人の質問に答えていました。

 
 <事件の概要>

 ヤマダ電機で注意されたのがきっかけで口論となり喧嘩が始まった。
 
 被害者は、被告人よりも体躯が大きかったが、被告人自身空手初段だった。
 
 被告人は、空手を使い被害者を失神させた後、地面に横たわる被害者を上から執拗に踏みつけ顔面をグチャグチャにした。
 
 被告人は、その後自首した。
 
 一審判決は、懲役7年の実刑判決。

 
 <争点>
 
 暴行と死因の因果関係。(失血死の原因が暴行によるものなのか、医師の心臓マッサージによるものなのか。)
 
 正当防衛の成立の有無。 


 控訴審では、二人の医師が証人として出廷して証言していましたが、これが面白い位に二人の医師の見解が全く違うんです。(笑)

 しかも、一人の医師は、質問に対しても要領を得る証言をせず、どっちつかずな非常に曖昧な証言で、ボクも傍聴席から聴いていて何を言ってるのかさっぱり理解出来ませんでした。

 しまいには、山崎学裁判長が、

 『何が言いたいんだかさっぱり分かりません!』
 『もっと、我々にも分かるように説明して下さい。』

 等と、言われる体たらくで、実に酷かったです。(笑)


 因みに、東京高裁第六刑事部の「山崎学」裁判長の訴訟指揮は、極めてテキパキとしていて観ていて非常に気持ちがいいです。

 別の公判でも、山崎裁判長は検察官に対し、

 『先日の打ち合わせと言ってる事が違うじゃないか!』
 『今日になって、いきなりそんな不誠実な対応をするんですか!』

 等と、おもいっきり怒鳴っていましたから。(笑)

 ボクの、控訴審を途中まで指揮した、小川正持裁判長よりも、鋭い突っ込みが証人尋問中にもいくつも観られました。


 で、話は戻って、この点極めて重要なので敢えて強調しますが、

 そもそも、控訴審で証人尋問をやる事自体極めて異例!

 なのです。その理由は、前回の記事で記載した通り、控訴審が〝事後審〟だからです。

 この点は、これから話して行くボクの裁判にも関わって来るので覚えておいて下さい。


 結局、その日の証人尋問での医師は、全く要領を得ない証言を繰り返していたので、検察側にとって有利なのか、弁護側にとって有利なのかが全然判断がつきませんでした。


 そして、もう一人の医師の証人尋問が8月に行われ、その医師は7月の時の医師よりまともな証言をしていましたが、果たしてそれがどちらにとって有利なのかは判然としませんでした。

 とは言え、裁判長を始め、左陪席、右陪席全ての裁判官が熱心に色々と質問していたので、それだけ医師の見解に興味があった証左であると言えます。

 又、前記の通り、控訴審で証人尋問を採用すること自体異例ですから、それだけでも一審判決の見直しに入ってると考えられるので、非常に興味深いと思い、ボクは追い掛けようと思ったのです。


 そして、9月10日(火)に最終弁論の期日が指定され、傍聴に行ったのが一昨日の公判でした…。