日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

当然の逆転無罪!



 こんにちは

 今日は雨ですね

 くれぐれも足元に気を付けて出掛けましょう(*´v`)


 昨日は、今年も開催される〝東京拘置所矯正展2015〟のご案内をしました

 今年も、是非行くので、皆さんも足を運んでみては如何でしょうか


 さて、今日は、最近の無罪判決についてお話します

 まずは、下記のニュースをご覧下さい


 少年にたばこ売った元コンビニ店員、逆転無罪

 コンビニエンスストアにあるタッチパネル式の年齢確認で、成人と自己申告した少年(当時15歳)にたばこを売ったとして、未成年者喫煙禁止法違反に問われた元店員の男性(44)らの控訴審判決で、高松高裁は15日、男性に逆転無罪を言い渡した。

 半田靖史裁判長は「未成年者だと認識したと断定するのは困難」とし、求刑通り罰金10万円とした1審・丸亀簡裁判決を破棄した。

 控訴審判決などによると、元店員は2013年4月、香川県内にある大手コンビニのフランチャイズ店で勤務中、タッチパネルで「私は20歳以上です」のボタンを押した少年にたばこ2箱(820円)を販売した。
 6日後、警察官がたばこを吸う少年を見つけ、少年の証言から店を特定。元店員は在宅起訴された。

 昨年10月の1審判決は「少年は頬ににきびがあるあどけない顔で、一見して未成年者とわかる顔立ちだった」として有罪にした。

 控訴審判決は、〈1〉元店員が少年を見たと確認できるのは2秒だけ〈2〉少年は身長1メートル67で成人でもおかしくなく、黒いジャージー姿で、未成年者と気づかないこともある――などとし、「未成年者と認識して販売したと認めるには合理的疑いがある」と指摘した。

 コンビニ店も同法違反で起訴されたが、1審判決は未成年者に販売しないよう注意を尽くしていたとして無罪。
 控訴審判決は元店員が無罪で処罰できないとし、検察側の控訴を棄却した。



 と言う逆転無罪判決でした

 同じ無罪判決でも、一審の有罪判決が覆る逆転無罪判決は、全然価値が違うとボクは思っています

 何故なら、一度は〝クロ(有罪)〟になっているからです

 同じ事件でも、見る人によって180度見方が変わるのですから、ホント恐ろしい限りですよね


 改めて、今回の逆転無罪判決は、記事を読むとホント当然だと思うのです

 コンビニで未成年にタバコを売った元店員と、お店が未成年者喫煙禁止法違反で起訴された事件でした

 しかし、こんなくだらない事件で起訴されていたら、世の中のコンビニ店員とお店が、みんな罪に問われることになりかねません

 例えば、同じ店員が、未成年だという事を認識して同じ人間に常習的にタバコを販売していたと言うのなら、同法違反に問われても仕方ないとは思います

 ところが、記事を読むと、そういう常習的なモノではなく、たった一度販売しただけの事で罪に問われたのです

 率直に言えば、こんなバカげた事件を起訴するなよという事です


 確かに、コンビニでタバコやお酒を買う際は、タッチパネルで20歳以上である事の確認が求められます

 その際、ただ単にタッチパネルを押すだけで、殊更未成年でない事を証明する必要はありません

 ですから、未成年の人が、20歳以上ですの表示を押せば、成人になってしまうのは誰もが分かることでしょう

 そこで、毎回毎回身分確認なんてしていたら、レジの進みも悪くなり、ホントに成人している人とトラブルになる恐れがあります

 勿論、明らかに小学生に見える子が20歳以上ですの表示を押したら、8.6秒バズーカではないですが、〝ちょと待ってちょと待ってお兄さ~ん〟と、なるのは当然です(笑)

 なので、この部分は、もはや性善説で成り立っているのが現実です


 記事を読むと、一審判決では『一見して未成年だと分かる』との判断でしたが、控訴審では『未成年だと認識するのは困難』と判断しました 

 その理由は、少年を見たのはたったの2秒間で、身長も1メートル67センチあるから、未成年だと認識するのは困難と言う事ですが、ホントその通りだと思います

 どう考えても、たったの2秒間で、対峙した人間が未成年かどうかを判断するなんて、極めて困難でしょう

 ましてや、身長が約170センチもあれば尚更です

 にも拘わらず、一審判決では、未成年だと認識出来たと判断したのです

 全く理解出来ません


 そもそも、こんなくだらない事件を、いちいち裁判にかけて処罰すべきなのでしょうか

 さっきも言いましたが、このお店や元店員が、未成年だと言うことを認識しながら、常習的にタバコを販売していたと言うのなら話は全く別です

 しかし、そうではないのに、後日少年を補導して事情を聞い事を端緒に、お店と元店員を処罰に掛けるのはホントにどうかと思いますよ

 一時は、一審判決で有罪判決を下されたワケですから、何の罪の意識もなかった人が犯罪者になってしまったのです

 ある意味、これも一種の冤罪だと言えますよね


 今回の場合は、ボクの逆転無罪のように、犯人性を争ったワケではありません

 今回の事件に例えると、ボクの事件の場合は、〝タバコを販売したのはボクではない〟という事で全面的に争ったのです

 要するに、タバコを販売したのは間違いないよ、と言う事実自体に争いはないが、そこに罪の認識があったかどうかが争点だったのです

 なので、ボクの事件とは、そもそもの主張が違うのです 

 通常では、罪の認識はなかったと言う主張が通ることはなかなか難しいのですが、今回の場合はちょっと特殊ですからね


 今回の場合は、たいした事件ではないので、流石に逮捕まではしないで在宅のまま起訴しました

 これは、同じ刑事裁判を受けた者として、天と地の開きがあります

 何故なら、在宅起訴の場合は身柄を拘束されないからです

 ですので、普通に社会生活を送りながら、裁判を迎えれるのです
 
 これは、元被告人のボクとしては、相当羨ましいですよ(笑)

 ですから、何回裁判をやったのかは分かりませんが、身柄を拘束される事はなかったので、元店員の負担はそんなにはなかったでしょう

 でも、一時は有罪判決を受けたので、心理的には相当参っていたと思います


 と言うか、そもそも何でこんなくだらない事件を起訴したのでしょうか

 警察も検察も、こんな事件を事務的に処理しなければいけないのは分かりますが、殊更裁判にする必要があるのでしょうか

 そこがホントに理解出来ません

 裁判にするかどうかは、検察の専権事項ですから、警察がどう言おうと検察官一個人の権限で起訴するかどうかを決定出来ます

 これを、法律用語で〝独人官庁〟と言います

 ですから、高松地検のとある検察官が、この事件を起訴しようと決めたのです

 ホント、何で起訴したのか聞いてみたいですよね

 
 また、高松簡易裁判所の裁判官も、何でこんな事件に有罪判決を下したのでしょうか

 控訴審判決にもある通り、元店員が少年を見たのはたったの2秒とか、身長も約170センチあったとか、常習性も皆無なのに、何でこれが罪に当たるのか到底理解出来ません

 それでも、この裁判官が有罪だと判断したのなら、有罪になってしまうのです

 これが、刑事裁判の非常に恐ろしい所なのです

 ボクからすれば、控訴審の判決は極めてごもっともだと思います

 高松高裁には、正義が残っていたようですね


 つくづく、無実が証明されて良かったですね

 今日は、そんなお話でした


 さて、明日は、最近の話題をお話する予定です



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