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日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

予想外の控訴審。

 (大変恐縮ですが、初めにクリックをお願いします。)

   


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 前回からの続き…

 
 7月と8月の、控訴審証人尋問を傍聴して、迎えた9月10日(火)の控訴審結審。

 因みに、「結審」とは、双方の主張が終わった最終段階を言い、次の公判で判決を迎える状況を言います。

 例えるなら、お寿司屋さんの〝アガリ〟と、言ったところでしょうか。

 アガリの後は、お勘定(判決)になるので、それと全く同じだと考えれば分かり易いと思います。


 そして、この日の公判では、開廷して直ぐに裁判長が被害者の母親、被害者の妻の二人から提出された意見書を朗読すると言う、予想外の展開から始まりました。

 控訴審で、こういうパターンは、ボクは今まで聞いた経験も、観た体験も無かったので、非常にビックリしました。


 その意見書の内容を、山崎裁判長が淡々と朗読して行くのですが、これが惨いのなんの…。

 ボクも聴いていて、とても胸が苦しくなりました…。

 
  『顔面を両足で踏みつけ、二目と見れない顔にされ…』

  『二人の子供と妻を残して、突然居なくなってしまった…』

  『一審公判では、脚を組みながら証言していて、その態度には呆れる…』

  『まさか、控訴するとは思わなかった…』

  『被害弁済も全くない…』

  『今年1月には、多額の保釈金を支払い実社会でのうのうと生きてる…』

  『しっかり反省しろ!』


 等々、相当辛辣な言葉が飛んでいました。

 これでも、ボクの感想では、かなり言葉を選んでいるな、と言う印象を強く持ちました。

 又、この事件の公判には、被害者遺族専用の傍聴席が用意されていて、検察官席の直ぐ傍の最前列に、白いカバーが掛けられていて、傍聴席が満員でも優先的に傍聴出来る様にとの配慮がなされていました。

 その席には、いつも被害者の親族や母親と思われる人物が、毎回欠かさず傍聴に来ていて、毎回複雑な表情で公判の推移を見守っていたのが、非常に印象的でした。


 更に、ボクが極めてオドロキだったのが、前記の通り、何と田村被告は今年1月に保釈されて〝シャバ〟に居るのです!!

 確かに、7月と8月の公判を傍聴した時も、被告の両脇に刑務官が居なかったので、保釈されてるんだろうな、とは思いましたが、まさか多額の保釈金を払って〝シャバ〟に居るとは…。

 ボクの感覚だと、多額の保釈金を収めたとしても、一人の何の落ち度もない人間の尊い命を奪った人間に、保釈を是認した裁判所の決定にただただビックリでした…。

 加えて、被害者遺族からしたら、多額の保釈金は支払えるのに、なんで被害弁済は一円も支払わないんだ、って思うのは至極当然ですから、尚更、被害者遺族の怒りの炎に油を注ぐ様なものです。

 通常ならば、保釈なんかせず、保釈にあてるお金を遺族に支払って、少しでも誠意を見せるのが反省している態度と言えるのではないでしょうか。

 詰まり、これらの状況を鑑みると、明らかに田村被告は反省なんかしていないんです。

 勿の論、反省する、しないは田村被告が決める気持ちなので、ボクがとやかく言う筋合いはないですが、これを読んだ皆さんはどう思いますか?


 これが、刑事裁判の現実なんです…。


 何とも、言葉に表現出来ない思いの被害者遺族…。

 一方で、被害弁済すらしないで、〝シャバ〟で、のうのうと判決を迎える加害者…。

 
 改めて、明確な被害者が居て、その方の尊い命が奪われた事件は胸が締め付けられます。

 被害者遺族のお気持ちは、察するに余りあります…。



 さて、その後は弁護人が最終弁論の要旨を20分位朗読して、二人の医師の全く相違する見解の中、自分たちにとって有利な方の証言を引用して主張していました。(笑)

 続いて検察官は一言

  『本件は控訴の理由がないので、控訴棄却を求めます。』

 と、形式通りの文言を述べて終了しました。

 
 何故、形式通り、と言えるのかと言うと、ボクの時も全く同じセリフだったからです。(笑) 


 そして、〝運命〟の判決は9月25日午前10時~と指定されました。


 ボクの予想では、『原判決破棄で懲役6年』でしょうか。

 その理由は、控訴審でも証人尋問を採用したからです。

 前回も述べましたが、そもそも控訴審で証拠調べを採用する事自体極めて異例ですから、なのにそれを採用したのは、裁判所としては一審判決に何らかの疑問を感じている証左なので、ボクの予想としては、間違いなく一審判決は破棄されると思います。


 さて、結果はいかに…。


 判決も、必ず傍聴してご報告しますのでご期待下さい!