日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

逆転無罪のお礼参り?





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判決の言い渡しが終了し、ボクは法廷の外へと歩を進めました。

法廷を出た廊下で、ボクは錦織聖検察官を待っていました。

それは何故か?

この検察官に、『先日は大変お世話になりまして、ありがとーございました!』と、おもきっきり嫌味を言ってやろうと思ったからです。(笑)

又、『いやいや、残念でしたね。ボクを有罪に出来なくてね!』とも、言ってやろうと思っていました。(笑)

普通なら、そんな考えは浮かばないのかも知れませんが、何せボクは発想がズレてますからね。(笑)

尤も、こんな内容を検察官に言えるなんて、逆転無罪にならない限り言えない訳ですから、そう考えると極めて貴重な体験ですよね。

しかし、この発想は結果的に行動に移せなかったのです。

別に、ビビったのではありません。


その理由は、法廷の外に待ち構えてた、「二人組の男」が原因です。


この、二人組の男とは、明らかに“デカ”でした。


ボクのこれまでの経験上、その独特の雰囲気から間違いなく、この恐喝事件を担当した刑事達だな、と直感しました。

その後の彼等の言動が、ボクの予想を裏付ける結果となります。


このデカ達は、法廷の外の廊下で、錦織検察官を待ち構えるように、法廷入り口のドアの前に佇んで居て、案の定、錦織検察官が出てきたら話し込んでいました。

話の内容までは、ボソボソと話していた為良く分からなかったのですが、ほんの少し聞こえたのは、デカの一人が

『上告の方は、されるんですか?』

と、言っていました。

この発言から、前記のボクの予想を裏付ける根拠となりました。

だってそうでしょう。検察官に対して、上告をどうするのか訊ねる時点で、この事件の関係者でなければ訊かないでしょう。

しかも、検察官に上告云々を訊く時点で、明らかに“捜査側”の人間じゃなければ訊かない内容でしょう。

以上の理由から、予想外にも担当刑事と話し込んでいた為、ボクの検察官に対する、『嫌味を言ってやろう作戦』は断念せざるを得ませんでした…。



さて、一方の“勝者”である弁護側は、法廷を出たトイレの前で、喜びの表情で談笑していました。

その内の一人の弁護人が、携帯電話を片手に話している内容がチラッと聴こえて来て、

『まぁ、上告の可能性もないことはないですが、とりあえずは、保釈金の返還の手続きと、刑事補償の手続きをやっていきます。』

等と、話していました。

この内容から、電話の相手は当事者の被告人であると容易に想像つきます。

又、話の内容から、この被告人は保釈されて“シャバ”に居るのが分かります。

ボクからすれば、ある程度控訴審の流れから、判決が覆るのは感触として当然あったんでしょうから、だったらば出廷すればいいのに、と思わずにはいられませんでした。

一瞬、この弁護人達と関係者達が談笑している所に、『実は、ボクも二ヶ月前に同じ刑事部で逆転無罪になったんですよ。』と、言って話し掛けようと思ったのですが、珍しく躊躇しました。(笑)

まさか、この人達は、明らかに裁判所に似つかわしくない、デニムの短パンにTシャツ姿の、海帰りかと誰もが思うような格好をした一傍聴人が、逆転無罪判決を受けたとは全く想像が付きもしないでしょう。(笑)

と、ニヤニヤしながら、弁護人達の脇を通り抜けてエレベーターへと乗り込みました。


以上が、ボクが傍聴した偶然の逆転無罪判決でした。


そして、ボクはこの事件の一審判決が気になって、後日東京地裁に電話して、一審判決の結果を調べました。

一審判決は、東京地裁第四刑事部が担当して、平成24年3月15日に『懲役2年』の実刑判決でした。


ここで、不思議に思った人も居るかも知れません。

そうです。そうなんです!


実は、判決の結果は裁判所に電話すれば教えてくれるのです!


裁判所に電話をして、刑事部に繋いでもらい、被告人の名前を伝えると、判決の主文まで教えてくれるのです!

試しに、ボクの逆転無罪判決を下した、東京高裁第四刑事部に電話をして、『内田浩樹さんの判決の結果を教えて下さい。』と、言えば電話口で担当者が教えてくれるでしょう!(笑)

間違いなく、担当者は『内田さんの判決は、無罪となってますね。』と、言うと思います。(笑)


なので、興味のある人は電話してみて下さい!電話番号は、03-3581-5411です。(笑)


で、前記の結果から、この吉野被告人は一審で懲役2年の実刑判決が、逆転無罪になったお蔭でチャラになったのです。

詰まり、刑務所に2年も行かなくて済んだと言う意味です!

これは、ボクにも全く同じく当てはまり、ボクは一審判決が2年6ヶ月の実刑判決でしたから、もし有罪判決が覆らなければ、やってもいない無実の罪で、2年6ヶ月も刑務所に行かなくてはならなかったのです…。

改めて、そう考えると、実に刑事裁判と言うのは極めて恐ろしいと痛感します


実体験から、有罪と無罪はホント紙一重ですから、こうして自由の身でブログを書けると言うのは、つくづくキセキなんだな、と思います…。


最後に、このタイトルの締めくくりとして、何でこの逆転無罪判決を傍聴したのがそんなにも凄い経験なのかをお話します。

その理由は、自分が逆転無罪判決を受けた法廷を、たまたま何の計画もなく初めて傍聴に行ったら、今度は傍聴人として逆転無罪判決を観たからです

詰まり、7月2日には被告人として逆転無罪判決を受けて、今度は9月10日には傍聴人として逆転無罪判決を観た、と言う事です!

こんな珍しい偶然は、そうそうないんじゃないでしょうか?


ボクは、何だか逆転無罪判決に縁があるのかな、と思わずにはいられませんでした。


そんな、今回の恐喝事件控訴審判決でした…。