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日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

思惟を巡らせた画期的な作戦。





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 さて、ここ最近は、人様の裁判の詳細を綴っていましたが、そろそろ自分の体験をお話ししようと思います。

 9月9日の記事で、ボクが東京拘置所に居ながらにして、どうやってマスコミに自分の判決を知らせようかと思惟を巡らせている話をしました。


 
 その方法とは一体…。


 それは、『手紙をコピーした物を、マスコミ各社に郵送する』と、言う方法でした。


 と、言うのも、東京拘置所のルールは、手書きではないコピー等の書面(要するに、PCで作成した物。)は、『書類』として扱われ、それを郵送する場合は、手紙としてではなく、『郵送宅下げ』という扱いになるのです。 
 

 従って、手紙の〝一人一日一通〟に、カウントされないのです。

 
 ボクは、ズバリこの拘置所のルールの盲点を突いたのです!

 
 例えるなら、かつてライブドアが時間外取引を使って、ニッポン放送の株式を大量に購入したのと同じで、違法ではなく、〝脱法〟と言ったところでしょうか。

 尤も、当時のライブドアの手法が、脱法だとはボク自身全く思っていませんが。

 なので、脱法と言う表現が適切ではないのかもしれませんが、イメージを掴んでもらう上でこの様な表現にしました。

 要するに、虚を突いた、と言う意味です。


 ここで、前記の『郵送宅下げ』について解説しておきます。

 一度でも、拘置所や留置場の面会や差し入れに赴いた人ならご存知かと思いますが、書籍や衣類を届けるのが〝差し入れ〟で、その対義語が〝宅下げ〟です。

 詰まり、〝中〟で使用した物を〝シャバ〟の人に引き取ってもらうという意味です。

 郵送宅下げ、と言うのは読んで字の如く、郵送でシャバの人に引き取ってもらう、と言う意味です。


 ボクは、このタイトルの前回の記事で述べた通り、限られた日数でどうやって一社でも多く、ボクの『傍聴案内』を届けるか、少ない知能をフル回転させて考えていました。

 そうした時、ふと頭の中で、

 『あれ?待てよ。原本をシャバの人にまずは送って、それをコピーして返送してもらい、今度はそれをボクが郵送すれば、手書きじゃない以上書類扱いになるから、手紙の一通にカウントされないのではないか?』

 と、閃いたのです!

 
 そして、早速次の日にこの脱法的手法が、OKかどうかを職員に訊ねた所、案の定OKでした。

 と、言うよりも、ボクは別にルールを破っている訳ではなく、あくまでも拘置所のルールに則って、その範囲内でやろうとしただけなので、ダメな訳がないんです。

 尤も、それ以前に、もしルールを破っているのなら、そもそも発信すら出来ませんからね。

 とは言え、予め訊いておかないと、いざ実行してから「これはダメだ」なんて言われたら、時間と労力の無駄ですからね。

 なので、そういう骨折り損を予防する為に、事前に職員に確認を取ったのです。

 
 因みに、この時ボクの方法を訊いた職員は、苦笑いしながらとっても驚いていました。(笑)

 そりゃそうでしょう。ルールを破っている訳ではなく、明らかにルールの盲点を突いているだけですから、ダメとは言えません。

 それに、殊更自分の判決を知らせる為に、マスコミ宛てに手紙を書こうなんて発想する人間は居ないからです。(笑)しかも、合計31社に。(笑)

 試しに、職員に、

  『今まで、ボクみたいなやり方でやった人間って居ますか?』

 と、訊ねたら、 
 
  『聞いたことないね。』

 と、即答してました。(笑)

 その位、ボクが思い付いた方法は誰も考え付かなかったという意味でしょう。(笑)


 こうして、ボクは〝原本〟となる『傍聴案内』の清書に執りかかり、これはあくまでも手書きの文章ですから、手紙としてカウントされるのは十分承知して発信しました。


 ところが、その手紙が発信した日の午後に、職員の手によってボクの手元に戻って来てしまいました…。