やっとこさ発信出来た〝傍聴案内〟。


人気ブログランキングへ
(大変恐縮ですが、クリックのご協力をお願いします。)
予想外にも、二度もダメ出しを食らい、当初発信予定だった5月27日(月)からズレ込むこと二日、5月29日(水)に三度目の正直で提出しました


ボクの中では、ダメ出しのお知らせがある時は、午後一番って言う認識があったので、朝一番に職員に提出してから、『今日こそ、大丈夫だろうなぁ。』と、少しソワソワしながら職員が来ない事を祈っていました。(笑)
そして、時間は刻一刻と過ぎて行き、13時を過ぎ、14時を過ぎ、ボクの中では『あっ、大丈夫だな。』と、確信めいたものがあったのですが、念のため、職員が通りかかった時に、
『今日こそ、行けたでしょう?』
と、訊くと担当職員は、
『あ~、この時間に戻って来なければ大丈夫だよ。』
との、言質を頂きました。
全く、たかだか手紙一通出すのに、何でこんなにも折衝しなければならないんだ、と心底思いながらも予定通り『傍聴案内』を発信出来て安堵しました



因みに、「13時を過ぎ」とか書いていると、あたかも独房に時計があって、それを見て時間を確認したのだな、と思うのかもしれませんが、実際は全く違います



実は、独房内には、時計はありません



では、どうやって時間を確認するのか

それは、体内時計です



これ、冗談の様でホントの話なんです

東京拘置所では、10時、13時、15時にチャイムが鳴るので、そのチャイムを聴くと、『あっ、今は何時位だな』と、予測を立てるのです


それと、食事の時間が決まっているのでそれを基準にしたり、拘置所ではラジオが聴けるのでラジオの時報を基準にしたりと、限られた中で何とか打開するのです。(笑)
想像してみて下さい…。時計がない生活を…



きっと、想像出来ないんじゃないでしょうか


普段の日常生活の中で、時計を見ないなんて有り得ないですよね。
普段から、腕時計をしない人でも、スマホの時間は確認しますよね


それがない状況なんて、全く想像がつかないんじゃないでしょうか。
しかし、拘置所ではそれが当然の生活ですから、もう何とも感じなくなって来るのです



ホント、人間の適応能力は凄いと感心させられました…


それから、この時の手紙は、万が一届かなかったら最悪だと思い、『簡易書留』で発信しました。
書留郵便は、必ず手渡しですから、確実に相手に郵便物を渡せますからね



拘置所では、普通郵便だけでなく、簡易書留、配達証明、内容証明、ゆうパック、等々あらゆる郵便形態に対応しているのです

勿の論、これらの郵便は別料金なので、自分の所持金がない人は利用できませんが、所持金がある人ならば職員に申し出れば誰でも利用できます。
思い返すと、ボクは結構簡易書留を使用して郵便を出してましたね。
と、紆余曲折ありましたが、何とか『傍聴案内』の原本を、発信する事が出来ました…



最新コメント