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日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

内柴事件控訴審を観に行こう!




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 去る、10月4日(金)に東京高等裁判所において、注目の事件の控訴審初公判がありました。

 その事件とは、タイトル通り元柔道金メダリスト内柴正人被告に対する準強姦事件。

 この事件の復習は、興味のある方は下記のリンクでおさらいして下さい

 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121201/trl12120118010000-n1.htm


 皆さんも、報道でご存知の通り、内柴被告が教え子を強姦したと言う罪に問われていて、内柴被告は逮捕当時から全面否認し、無罪を主張していると言うものです。

 
 ここで、少し話は脱線しますが、逆転無罪を勝ち取ったボクが今回の体験を通じて、ある〝格言〟を思い付いたので、披露したいと思います。(笑)

 えっ誰もそんな事は聞いていない(笑)

 でも、聞いて下さい

 この格言は、刑事裁判全体に言える事ですし、内柴事件にも当てはまるので…


 それは…


 『主張は簡単、結果は難儀』


 です。意味分かりますか

 要するに、無罪を主張するのは非常に簡単だけれども、その通りの結果を得られるかは極めて、極めて難しいという意味です

 『ボクは、やってません。』と、言うのは非常に簡単で、幾ら刑事や検事から色々な証拠を突き付けられようとも、全面的に否認すればいいだけなんですから。(笑)

 ただ、明らかな客観的な証拠等があるのに、『ボクは、やってません。』と言った所で、果たしてその主張を裁判官が信用するかどうかは、もう火を見るより明らかでしょう。(笑)

 なので、主張するのは簡単ですが、その主張を信用してくれるかは、極めて難しいのです…

 特に、刑事裁判となると、検察は被告人を有罪にする為に、ありとあらゆる証拠を請求して来ますから、それを覆す、ひっくり返すのはどう表現していいか適切な言葉が見付からない位、困難なのです

 ですから、刑事裁判において無罪判決を勝ち取ると言うのは、本当に、本当に、凄いキセキなんです

 ましてや、一審で有罪になったものを、控訴審でひっくり返すなんて言うのは、キセキの中のキセキなんです

 例えるなら、野良ネコが百獣の王のライオンに勝つようなビックサプライズです(笑) 
 
 決して、ボクの結果を自慢している訳ではなく、刑事裁判の現状を知ってもらいたいのです。

 従って、内柴事件をボクの〝格言〟に当てはめるとすると、幾ら控訴審で無罪を主張しようとも、かなり、相当、非常に、極めて、とても、難しいのです


 さて、話は戻りまして、今回から何回かに分けて、マスコミが報道しない内柴事件控訴審初公判の舞台裏を綴りたいと思います


 内柴事件発生当時、ボクは拘置所の独房で一人寂しく毎日を過ごしていました…

 当然、一人なので話し相手なんて存在しませんから、唯一の〝お友達〟 は、『本』のみになります…

 ですので、ボクは毎日毎日本ばかり読んでいました

 そんな中、拘置所では自分のお金があれば、新聞を購読出来るので、ボクは毎月「日刊スポーツ」を注文して購読していました

 因みに、拘置所で購読出来る新聞は、読売新聞、朝日新聞、日本経済新聞、日刊スポーツ、スポーツ報知、の5紙です

 その、日刊スポーツの社会面に、昨年大きく内柴事件の内容が詳報されていました。

 それで、ボクは『えぇ~』と、ビックリしたのです

 と、同時に新聞には『容疑を否認し…』と、書かれていたので、当時同じ〝否認〟被告人 としては、一体どうなることやら、と非常に興味がありました(笑)

 
 流石に、金メダリストの逮捕と言う事もあって、マスコミの反応は素晴らしく、その後も裁判の様子が詳細に綴られていました。

 ただ、ボクの印象では、マスコミ報道でしか情報を得ていない断片的なものとは言え、内柴被告の主張には『かなりの無理があるな』と思っていました

 むしろ、『嘘つけ~と、突っ込んでいました。(笑)

 そして、2月1日に迎えた一審判決で、東京地裁は求刑通り『懲役5年』の実刑判決を言い渡しました。

 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/626748/
 (一審判決時の報道は、上記サイトで確認して下さい。)

 ボクは、この結果を東京拘置所の独房のラジオのニュースで知り、

 『あ~、やっぱりダメか~。それにしても、求刑通りの判決なんて相当情が悪いんだな…』

 と、思いました。

 何故なら、普通いくら否認していても、判決は求刑の八掛けが相場と言われており、ボクは仮に有罪だったとしても、懲役4年か4年半かと思っていたからです。

 にも拘わらず、求刑通りの判決を下すと言うのは、明らかに裁判所が『ふざけた事言ってんじゃないよ!』との思いが表れている証拠です

 だから、この一審判決のボクの印象は、相当重いな、と言うものでした。

 この判決に対し、内柴被告は即日控訴したと報道で知り、

 『次は東京高裁かぁ。ボクと同じだな…
 
 と、東京拘置所の独房で思っていました


 そして、ボクはご承知の通り7月2日に逆転無罪で〝シャバ〟に出て来ました

 そんな中、シャバでの生活も三ヶ月を過ぎたある日、たまたま観たテレビにミヤネ屋が流れていて、

 『内柴被告 明日控訴審の法廷へ』

 との、テロップが画面右上あるのを観て、

 『あっ、これ観に行こう
 
 と、直感し内柴事件の控訴審初公判を傍聴しようと決めました…

 そして、ボクはその為の〝準備〟を始めました…