日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

控訴審は初公判が事実上の判決…。




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 10月3日(木)に、たまたま目に入ったミヤネ屋で、4日に内柴事件の控訴審初公判がある情報を知り、ボクはすぐさま〝準備〟を始めました

 この、〝準備〟とは、裁判所に電話をして傍聴券が出るのかどうかの確認をする意味です

 勿論、インターネットでも傍聴券の有無は確認出来ますが、被告人の名前までは記載が無い為、内柴事件かどうかの判断がつきかねるので、念の為電話で確認したのです。

 ボクの予想では、これだけ耳目を集めた事件ですから、控訴審の初公判と言えどもおそらく傍聴券は出るだろうな、と言う予想でした


 そして、裁判所に電話すると、案の定傍聴券は出ると言う回答を頂き、当日13時までに裁判所の入口脇で抽選を行うと言われました

 これで、少なくともボクは13時前には東京高裁に行く事となりました

 また、この時の電話のやり取りで、ボクは何処の法廷なのかを問うと、『102号法廷』と言う回答を頂きました。

 何故、ボクは法廷の場所を訊いたのかと言うと、東京地裁、高裁の事件で一階の法廷が使用される時は、非常に大きな事件か、社会的注目度が高い事件だからです
 
 要するに、何処の法廷が使用されるかによって、その事件の社会的注目度が分かるのです
 
 なので、法廷自体も非常に大きくて、天井も高く、法廷の中でも〝VIP〟な法廷なのです

 内柴事件控訴審初公判が、102号法廷で審理されると聞いたボクは、やはりこの事件の社会的注目度を感じました

 因みに、ボクが控訴審を審理した506号法廷は、単なる普通の法廷でした。(笑)

 やはり、金メダリストと一般人の格差を痛感した瞬間でもありました。(笑)


 さて、何故ボクが、内柴事件控訴審初公判を傍聴したかったのか、その理由を説明したいと思います

 これは、逆転無罪判決を実際に受けた人間ならではの視点なので、敢えて綴りたいと思います

 
 それは…


 『控訴審は、初公判が事実上の判決』


 だからです

 きっと、良く意味が分からないでしょう

 逆に、この意味が分かる人は、法律関係の仕事をしているか、よっぽど裁判が好きかのどちらかでしょう(笑)


 この意味は、以前もお話ししましたが、控訴審のシステムに起因します。

 控訴審と言うのは、『事後審』と言うシステムで、簡単に言うと、

 『一審判決の判断が妥当かどうかを審査する場所』なのです。

 ですから、一審の公判みたいに、証拠調べをしたり、証人尋問をやったりとかは基本的にはやらず、書面審査(一審の裁判記録)のみなのです

 しかし、刑事訴訟法では、裁判所が必要と認める時は職権で証拠調べをすることが出来る、と定められていますが、その職権が発動されるなんて事は殆ど無いのが現状です…

 これが、ボクがつくづく思う『法律上と事実上の乖離』です。

 要するに、法律で定められていても、その定め通りに運用されていないと言う意味です

 従って、控訴審で弁護側が新たな証拠調べ請求、証人調べ請求を提出したとしても、その請求が認められる事は殆どありません

 逆に、それが認められた時は、非常に面白い展開になって行きます
 
 何故なら、高等裁判所が基本的に書面審査の控訴審で、新たな証拠調べ、証人調べ請求を認めると言うのは、一審判決に疑問を持っているからです

 詰まり、一審判決が変わる可能性がある、と言う意味です


 どうやら、内柴事件は被告側の控訴なので、当然弁護側としては被害者や関係人の再度の証人尋問等を請求してくるでしょうから、それが認められるかどうかが控訴審の最大級のポイントになります

 
 裁判所が、弁護側の証拠調べ請求を是認すれば、一審判決が変わる可能性が出て来て、逆に、証拠調べ請求が却下されれば一審判決は変わらない、と言う判断が出来るのです

 従って、10月4日の控訴審初公判で、裁判所がどんな判断を下すかによって、方向性が分かるのです

 これは、控訴審における極めて重要なポイントなので、是非覚えておいて下さい

 これが、前記の『控訴審は、初公判が事実上の判決』の意味です。


 ボクは、実体験からこの流れを誰よりも良く分かっているので、10月4日の初公判で裁判所がどんな判断を下すのかに、非常に興味があったのです

 だから、この目で金メダリストの控訴審初公判を傍聴したかったのです


 そして、いよいよ初公判当日を迎えました…。