日本初(?)有罪率99.9%の刑事裁判で〝二度も〟無罪判決を勝ち取った男のブログ!

過去、二度も刑事裁判の被告人として法廷に立たされるも、自力で反証、反駁をし二度も無罪判決を勝ち取る!そんな私が、あらゆる事を綴る!

厳戒体制の裁判所。

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 見事、三倍の倍率を潜り抜け、傍聴券をゲットしたボクはワクワクしながら裁判所の中へと入りました

 この時、一気に人が入口に集中した為、ちょっとした行列が出来ていました

 これは、東京地裁に来た経験のある方ならご存知かと思いますが、裁判所入口には金属探知機での荷物検査があるからです

 要するに、事件の利害関係者が、被告人に対して危害を加えない様にする為の措置です。

 感情論で言えば、例えば殺人事件で無念の死を遂げた被害者の関係者なら、殺した人間を同じ目に遭わせてやりたいと思うでしょう…

 詰まり、目には目を、歯には歯を、の論理です。

 そう言った、トラブルを避ける為に、東京地裁では成田空港かと思うような厳重な警備体制を敷いています

 因みに、弁護士や検察官や裁判所職員は、この荷物検査は受けず、一般傍聴人の隣の入口からスーっと入って行きます

 これは、暗黙の信頼関係がある証左でしょう。(笑)

 以上の理由から、入口に一気に人が集中すると、〝入口渋滞〟が起きるのです


 ボクは、〝首都高かっと、心の中で一人突っ込みをしながらこの渋滞を抜けて、勇んで102号法廷へと歩を進めます

 そうすると、なにやらここでも〝ざわざわ〟しています

 念の為、〝ざわわ〟ではありません。(笑)

 ここでも、腕章を巻いた裁判所職員が忙しなく動いていて、きびきびと傍聴人を誘導しています

 そして、傍聴券を職員に見せて誘導された方へ向かうと、何とここでも金属探知機による荷物検査です

 これは、通常の裁判では行われない状況です

 更には、荷物をホテルのクロークの様に預かると言うのです

 その際、筆記用具は手で持っていて構わないが、携帯電話も電源を切って全て預けろと言う徹底した措置が執られていました

 こう言った、裁判所の対応からも、この事件の注目度が容易に伺えます

 ボクは、荷物を全部預け、筆記用具を片手に持ち、職員から荷物の番号札を受け取り一般傍聴人の列へと並びました。

 この時で、既に15人位並んでいたので、〝最前列は厳しいかな…〟と、思っていました

 
 そして、時刻は1時20分になった頃、裁判所職員から、

 『本日は、開廷2分前から法廷内撮影がありますので、写りたくない方は職員に申し出て下さい。』

 との、アナウンスがありました。

 そうですこれが、良くニュースで観る法廷の様子なのです

 何かの事件の裁判があった時、ニュースの映像で法廷の様子が流れ、裁判官や弁護人が写ってますよね

 あれです。まさしく、あの状況の撮影をするのです

 詰まり、先に撮影を済ませてから、被告人を入廷させるのです。

 ボクは、特に写りたくない理由も無かったですし、そもそも傍聴席の最後列から撮影するので、仮に写ったとしても後頭部だけですから一切気にしませんでした

 
 そして、職員が、

 『では、傍聴人の方どうぞ。』

 と、指示があり、先に並んでいた人から順に法廷の中へと入って行きます

 ボクは、法廷に入った瞬間、真っ先に最前列に目をやりました

 すると、丁度被告人席の真ん前が空いてるではないですか

 当然、その席を目がけて最大限の早歩きをして、見事被告人席の真ん前をゲット

 因みに、基本的に傍聴席は、椅子に白いカバーが掛かっていない席は、〝自由席〟なのでどこに座ろうが勝手です。

 白いカバーには、「報道関係者」と印刷がされているので、マスコミ専用の席になります。

 たまに、職員が順番に座るように指示する時もあるのですが、この時は全くの自由だったので、自分の好きな席を選択出来ました


 そして、静かに着席します…。

 着席して、改めて法廷を見ると、それはそれはドデカイ法廷で、もの凄い荘厳な雰囲気を感じました

 と、同時にボクが思ったのは、仮にボクがこの法廷の証言台に立たされたとして、果たしてまともに証言出来たのかどうか、疑問に思う位の厳かな雰囲気があり、ボクが裁かれた506号法廷とは明らかに〝格〟が違うと思いました。(笑)

 新幹線で例えるなら、自由席とグリーン車の様なものでしょうか(笑)

 勿論、自由席が506号法廷、グリーン車が102号法廷です。(笑)


 その後も、次から次へと傍聴人が入場して来て、いつの間にか法廷はほぼ満席となりました。

 どの人も、今か今かと開廷を待ちわびています

 
 時刻が、1時25分を過ぎたあたりで、裁判官の三人が入廷して来ました。

 この点は、普段の法廷とは逆ですね。

 普段は、被告人が先に入廷していて、裁判官が最後に入廷して来ますからね。


 そして、時刻が1時27分に差し掛かった頃、職員が、

 『これより、2分間の法廷内撮影を始めます。撮影開始

 の、号令とともに撮影が始まりました

 と、言っても、何をする訳でもなく、それぞれがじっと前方を見つめていて、さながら目を開けた黙とうと言った感じです

 この時の法廷内は、全くの無音で、そこに約100人位の人間が存在しているのを忘れさせる様な、静謐な時間が流れて行きました


 すると、職員が、

 『1分経過。』

 と、カウントダウンして行き、

 『残り30秒。』

 
 
 『撮影終了。』

 
 と、号令があり、法廷内の撮影が終了

 その終了の合図に合わせて、カメラに写りたくなかった傍聴人がポツポツと入場して来ます


 そして、いよいよ内柴被告が入廷して来ます…。